2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30922B37)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
D271 陶磁器
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会福祉法人 こどものその

2)配属機関名(日本語)

社会福祉法人 こどものその
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1958年に創立された日系関連団体初の知的障害者入所施設で、サンパウロ市の中心から東に約20kmに位置している。当初は名前の由来通り障害児施設として認定され運営されていたが、入居者の成長に合わせ成人の利用者も増え、現在は成人のみ58名が入居している。入居者への生活支援のほか、音楽療法、陶芸、手芸などが行われている。陶芸・手芸作品、野菜、有機肥料など活動の一環して作られるものはバザーなどで販売し施設の運営に活用されている。年間事業予算約95万米ドル。2021年度JICA助成金事業施設整備で入居施設の改修が行われた。1989年より2017年にかけて、福祉・養鶏・栄養士など計8名のJICA海外協力隊の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では1978年に陶芸施設の建設を行い、長年入居者の作業療法に利用されてきた。その作品は同施設が主催するバザーなどで販売され非常に高い評価を得ている。これまで信楽焼きを中心に数名の講師の元で活動が行われた後、コロナ禍において活動が休止していた。今年7月より活動が再開することとなり1990年代にJICA本邦研修を受け以前も指導を行っていた陶芸講師、また新しい陶芸講師により活動を行う予定としている。前者は新しい講師が活動に慣れ次第退職を予定している(年内もしくは2022年)。丁度講師の入れ替わりのタイミングであり、入居者とともに毎日の作業の実施、新しい講師への技術指導のために海外協力隊の支援を得たいとして要請があがった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.同僚講師とともに粘土配合調整から作品完成までの陶器制作管理を行う。
2.施設入居者や陶芸講師の作品制作(湯呑、平小鉢、茶碗、丼ぶり等)への助言、制作支援を行う。
3.配属先が実施する各種イベントに参加、実施支援を行う。
4.入居者・職員向けの日本文化紹介活動を可能な範囲で実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ガス窯、電気窯、ろくろ、粉砕機、フィルタープレス、粘土、各種製作道具 等

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚:施設管理マネージャー(50歳代女性・日系)、心理士(40歳代女性・日系)、事務所職員(50歳男性・日系)、陶芸講師(70歳代男性・非日系) 他

活動対象者: 施設入居者58名(30歳代~80歳代、平均年齢50歳代、日系8割)のうち対象者10数名。

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)5年以上 備考:実技指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・活動場所の様子は配属先ホームページより動画で閲覧が可能(ポルトガル語のみ)
https://kodomonosono.org.br/ceramica/