要請番号(NJ30922B41)
募集終了

3代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ人文科学研究所
2)配属機関名(日本語)
サンパウロ人文科学研究所
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジルにおける日本人移民をテーマに調査研究活動を行っている公益団体である。ブラジルの日本人移民史、ブラジルの日系社会、ブラジルと日本の交流史、ブラジルにおける日本文化の変容についての調査及び研究、シンポジウムや講演会の開催、移民資料の収集・保存、資料のデータベース化を行い、研究者に史料提供をできる環境作りを行っている。2013年には日本支部が設立、2015年からは日系社会研究をになう後世世代の育成を目的とした若手研究者育成制度を設けている。年間事業予算は約5万米ドル。これまでに司書、社会学・文化人類学、学芸員のJICA海外協力隊派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はこれまでの長年の活動により、様々なブラジル日本人移民に関わる史料を所蔵し資料調査活動を行うなど、「サンパウロ人文科学研究所所蔵資料の利用活性化」プロジェクトの推進活動を進めている。2018年から2020年の間に派遣された学芸員隊員が携わった資料保存プロジェクトにより、かなり明確な資料分類が進み、研究者の要望に応えられる体制や閲覧環境が整えられつつある。今後更に資料(図書及び文書)の真価を見極め、既存の人文研資料委員会メンバーと共に知識を深め資料保存の意義を高めていくために、史料価値の評価や所蔵資料を活用した研究、日系社会調査活動への参加、ブラジル国内に散逸する資料の発掘と収集を行える人材の要望があり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先が推進する日系社会調査への参加
2.あらゆる日系社会に散逸する資料の発掘と収集
3.所蔵資料の内容把握及び史料価値の評価、所蔵資料を活用した研究
4.所蔵資料の適切な保存とアーカイブ化、一部貴重資料のデジタル化
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノート型PC、スキャナー、資料収蔵庫 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理事9名、監査役4名、事務職員1名
カウンターパートは日系50代女性
活動対象:日系社会全般
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)社会科学 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門知識が求められるため
[参考情報]:
・ブラジル日系社会でのフィールドワーク経験
・移民や日系社会に関する資料内容への造詣
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・大学の専攻分野は人文科学でも可