要請番号(NJ30922B51)
募集終了

3代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スザノ金剛寺学園文化福祉協会
2)配属機関名(日本語)
スザノ金剛寺学園
日系社会
3)任地( サンパウロ州スザノ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本人精神を守り伝えたいと考えた一人の教師が、高野山真言宗南米ブラジル開教区金剛寺の場所を間借りして、1972年に日本語教育を始めた学校である。その後、学校として使用していた場所が僧侶宿泊施設になることが決定し、当時の保護者や有志の援助により、1992年、現在地に校舎が完成した。学園は金剛寺に隣接しているが、宗教的な繋がりはなく、協会や学校の年間行事が盛んに行われている。これまでに日本語教育隊員が2名派遣されており、直近では、2代目隊員が新型コロナウイルス感染拡大による退避帰国後もオンライン授業を継続し、2021年3月末まで活動をしていた。年間予算は約2万米ドル。【団体Facebook: https://www.facebook.com/kongojigakuen/】
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学園には、学習者が最も多い時期には200名以上が在籍していたが、長年、減少傾向が続き、現在は約40名前後になっている。学習者の多くは家庭内でもポルトガルを話すため、日本語学校においても現地教師や学習者間は同じ状況である。派遣される隊員は、学習者たちに対し積極的に日本語で話しかけ、学校全体の日本語会話能力の向上が期待されている。また、前任者は特にオンライン授業の一環として世界中の日本語学校が参加するオンライン行事や、世界の貧しい国の子どもたちへの援助となる活動への参加を呼びかけていた。本学園創立者の「日本人精神を守り伝える」思いに加え、日系社会に限らず世界に貢献できるグルーバルな人材育成の協力が望まれ、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1.日本語授業の支援を行いながら、指導法について改善や助言を行う。(月・水・金曜9:00-16:00、火・木曜14:00-19:00、土曜約1時間半)
2.会話中心の授業を担当し、学習者の日本語発話の促進支援を行う。
3.スザノ地区教師連絡会及び他機関主催の勉強会などへ参加し、より効果的な指導法について共に学び、助言できるようにする。
4.協会や学校が実施する年間行事の参加や協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機、パソコン、タブレット、テレビ、ビデオ、プロジェクター、日本語教材『きそにほんご1-4』、『日本語ドレミ』、『日本語ジャンプ』、『日本語90日』、『日本語総まとめトライ』、『ひろこさんの日本語』など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
現地教師3名(指導経験20-22年、50歳代、日本人女性、日系人女性、非日系人女性、N1-2レベル)
活動対象者:
学習者約40名(子ども-40歳未満、初級-上級レベル)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師や学習者に教えるため
[参考情報]:
・ICT教育指導可能者(基本レベル)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)