要請番号(NJ30923A11)
募集終了


7代目
・2024/1 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社団法人アルモニア教育文化協会
2)配属機関名(日本語)
アルモニア学園
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンベルナルドカンポ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当学園は地方在住の日系子弟を対象とした学生寮としてスタートし、現在では生徒数約564名を抱える幼稚園から高校までの一貫校である。全日制課程による授業を行い、音楽・体育・美術など情操教育や英語・スペイン語・日本語の語学教育に力を入れている。現在も日本とのつながりを重視し、日本語を幼稚園から中学3年生まで正課授業として取り入れるほか、日本から日本語教師研修生の受け入れ、日伯文化・スポーツ交流事業の取り組み、中南米諸国の日系学校や日本の高校と交流を行っている。これまでに、小学校教育5名、体育1名のJICA海外協力隊の計6名派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学園は、近年の環境問題の深刻化の影響を受け、生徒の地球環境への意識を高めようと取り組んでいる。小学1年生から中学3年生を対象に「環境教育」の授業を取り入れ、課外活動では、生徒自らが市に対し、ごみの処理方法を提案するなど、環境改善活動を行っている。2022年より、草の根技術協力「サンパウロ州小学校教員の環境教育指導力向上事業」の対象校となり、学習プログラムや教材の導入、教員への研修会などが行われた。このように教員に対し、環境に関する指導教育に取り組んでいるが、経験・知識が不足しており、学園の求める水準に至っていない状況である。環境科目の専任教員はおらず、別教科の教員2名が兼任で、授業を受け持っている。そのため、学園内の環境教育を牽引できるような外部人材が求められており、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
当学園の教員と学生を対象に以下活動を行う。活動時間は、月~金曜日7時半~17時半、土日はイベントがある時に参加。
1.環境教育授業の補助を行い、教員に環境の指導方法について助言を行う。※週26コマ、1コマ50分
2.環境教育カリキュラムの再編する。
3.学園内の環境活動の実施支援する。
4.学園関係者へ日本文化を紹介する。
5.学園主催の日本文化イベントに参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、ホワイトボード、WIFI、教員と生徒の机と椅子
各種教室(語学、科学、化学、生物、製作、体育、太鼓、バレエ、体操、柔道、屋外緑地および屋外運動場)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:理事長(男性、日系、日本語可)、校長(男性、ブラジル、日本語不可)、教員2名(ブラジル、日本語不可)、授業コーディネーター(男性、日系、日本語可)
活動対象者:生徒564名(幼児部97名、小学部223名、中学部158名、高等部86名)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
授業を担当するにはブラジル教員免許が必要な為、現地教師の補助として授業に入る事となる。
校内にて食事提供有り。住居は職員宿舎を予定。同宿舎の炊事・洗濯場の使用が可能。