2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30923B05)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
8代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

バストス日系文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

バストス日本語学校
日系社会

3)任地( サンパウロ州バストス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バストス日系文化体育協会は1959年に設立され、現在の会員数は約3000人、日本語学校の運営の他、婦人会、明老会、太鼓部、野球部などが活動している。隊員活動先である日本語学校は1933年からあったが、様々な変遷を経て1997年に正式に開校。現在の年間予算は約19万米ドルとなる。日本語教育を基幹とし、ひな祭りや端午の節句等の伝統行事の継承活動や、作文・硬筆コンクールへの参加も積極的に行っている。JICA海外協力隊については、これまで日本語学校へ8名の日本語教育隊員、移民史料館へ2名の学芸員隊員の派遣実績がある。2025年1月まで8代目日本語教育隊員が活動予定であり、本案件はその後任要請となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バストス日本語学校はパンデミック後に学習者が増加傾向にあり、現行の複式授業や個人授業の対応を続けることが難しくなっている。また、現地日本語教師の指導力向上も求められており、現在活動中の8代目隊員は単式授業への移行作業と、現地教師とともに教授法の検討に取り組んでいる。また、並行して学校としてのカリキュラム作成や教材刷新も課題となっており、こうした活動を継続、発展させることを目的に後任要請に至った。隊員には市内の日系私立学校での日本語・日本文化普及活動も求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教師と協力して、以下の活動を行う ※予定活動時間(月~金:午前9時~10時半/午後2時~6時半)
1.学習者へ会話を中心とした日本語指導を行う ※週に10~15コマ程度が目安
2.現地教師との意見交換を通じ、レベルごとの教材の刷新とカリキュラムの作成をする
3.協会や日本語学校主催イベントの企画・運営へ協力し、地域教師会へ参加する ※主に週末
4.市内の日系私立学校(幼稚部から高校までの一貫校)で日本語と日本文化の普及活動をする

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(3室)、準備室(1室)、図書室、DVDプレイヤー、音響機材、PC、日本語教材(『みんなの日本語』、『にほんごドレミ』『げんき』『まるごと』『にほんご45じかん』『JLPT向け問題集』)等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】現地教師2名(日系人女性50歳代1名、日本人男性60歳代1名)

【活動対象者】
日本語学校生徒約50名(10歳未満15名、10歳代20名、20歳代6名、30歳代4名、40歳代以上6名)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要なため

[参考情報]:

 ・幼児教育の経験があれば理想的

 ・現地教師へ日本語の指導法を教えられる方

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

首都から離れた小さな街ですが、スーパーなどでは日本食材も購入可能で、日本食の食べられる食堂や和食弁当なども手に入ります。同僚とは日本語での会話が可能ですが、生活言語はポルトガル語となります。