2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30923B32)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

リンス慈善文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

リンス日本語学校
日系社会

3)任地( サンパウロ州リンス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ州サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はサンパウロ市から北西へ約430キロの距離にある人口8万人のリンス市において、日系社会の親睦を深め、日本文化と日本語の継承を目的として1925年に設立された。現在も会員約180世帯(約540名)を擁し、日本語学校運営の他、ゲートボール部、野球部、バドミントン部、社交ダンス部、カラオケ部、太鼓部、農業部、老人会、婦人会が活動を続けている。また年間行事として盆踊り、運動会、日本文化週間、母の日、父の日、忘年会、新年会を開催し、年間予算は約4万米ドルとなっている。これまでに日本語教育隊員3名が派遣され、直近の隊員は青少年活動隊員だったが、コロナ禍を経て日本語学校の再建が課題となり、今回改めて日本語教育隊員の要請が出された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

リンス日本語学校はコロナ禍前には前任の青少年活動隊員を中心に50名以上の学習者を対象に活発に活動を展開していたが、コロナ禍を経た現在、学習者数が激減している。同時に、これまで長年に渡り学校を支えてきた主要教員の高齢化により世代交代が求められており、若手教師の育成、指導力向上も喫緊の課題となっている。日本語学校の上位団体である協会と地域の日系社会は、学校の存続と日本文化の継承を強く求めており、学習者数を増加させて学校を再建し、日本の伝統的、また近代的文化を学習者に体験させる機会を作り、ひいては日系社会を活性化させことを目指して今回の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
1.日本語の初級~中級クラスを担当し、授業を実施する(月-金9:00-16:00の間で1日1~2コマ程度)
2.指導歴1年未満の若手日本語教師3名へ指導力向上のための支援をする
3.学習者に日本の文化を体験させられるような文化活動を実施する(料理、踊り、工作、音楽など)
4.学習者数増加を目指したPR活動を企画し、実施する
5.学校が実施する学習発表会や林間学校、また協会や協会内の他の部が実施する各種イベント等へ参加し、協力する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、ノートブック、スマートTV、電子ピアノ、日本語教材は『まるごと』、『基礎日本語』、『プログレッシブ』を主に使用。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学校長1名(70代日本人女性、指導歴50年以上)
日本語教師1名(70代日本人女性,、指導歴50年以上)
若手日本語教師1名(30代日系人女性)

【活動対象者】約15名、7-60歳(主に初級者、若干数が日本語能力試験N1を目指す上級者)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:現地教師へ指導する立場のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師へ模範を見せるため

[参考情報]:

 ・踊り、音楽、料理、書道等の特技があると良い

 ・日本文化についての広く浅い知識が役立つ

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】