2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30924B12)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G133 剣道
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

メトロポリタン剣道連盟

2)配属機関名(日本語)

メトロポリタン剣道連盟
日系社会

3)任地( ブラジリア連邦直轄区 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は、ブラジル剣道界の開拓者の一人である男性により、ブラジリア地域の剣道の普及を目的に1988年に設立された。ブラジリア剣道アカデミー、タグアチンガ剣道クラブ、連邦区剣道・居合道クラ ブの3団体で構成されており、選手権大会や集中稽古、日本祭り等のイベントでの剣道普及活動などを行っている。また、稽古は、すべての道場で毎週定期的に実施されており、月に一度は合同稽古を行い、経験交流を図っている。これまで、JICA海外協力隊を巡回指導で受け入れた経験を持つ。現在、会員数77名、約25%は非日系人である。年間予算は、約2千米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジル剣道の歴史は日本移民により始まり、日系人によって築き上げられてきたと言える。心身を鍛錬し人間形成を目指す武道としての剣道や、フェアプレーを重んずる日本的な価値観への評価や関心も高いことから、日系人のみならずブラジル人の剣士も増えてきている。ブラジル剣道連盟(サンパウロ市所在)傘下に全国各地域に道場があり、当該連盟配属の隊員が巡回で当団体にも指導したことにより、技術・知識の向上に貢献している。これまでは単発で短期間の指導のみの受入れだったが、継続的な指導及び、ブラジリア地域各道場のさらなる技術レベル向上、剣道の普及促進を目指し、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先関係者と共に、以下の活動を行う。
1.3道場において、子どもから成人の剣士を対象に、技術指導を行う。(月‐木19:30‐21:30 土7:30‐12:00 日7:00-11:30)
2.現地指導者を対象に指導方法に関して日常的に助言や提案及び、指導者講習会なども実施する。
3.学校やイベント等で子どもたちを対象にワークショップ、デモストレーション等を行い、剣道の普及活動を行う。
4.近隣都市の剣道場を訪問し、中西部における剣道の発展や他地域との連携強化のための活動を支援する。
5.その他、配属先や連携機関主催のイベントにおいて、実施運営等に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

剣道場(コンクリートや弾力性のない木製の床での指導もある) 、基本的には防具は各選手で準備、学校等での授業では剣道防具ではなく、代用品を考案して実施

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】会長(50歳代男性)、タグアチンガ道場責任者(40歳代男性)、剣道・居合道クラブ責任者(30歳代男性)、カウンターパート/指導者(30歳代女性2名)、各道場の指導者
【活動対象者】5歳‐40歳代約80名(男女比:約3:1)、主に初心者‐3段、(4‐6段7名)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(剣道五段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)10年以上 備考:技術指導を行うため
    (指導経験)2年以上 備考:指導者への助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(14~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】