要請番号(NJ30925B05)
募集終了
18代目
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
南マットグロッソ州日伯文化連合
2)配属機関名(日本語)
ドウラードス日本語モデル校
3)任地( 南マットグロッソ州ドウラードス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入団体は1964年に同市近郊の日本人会17支部の連合会として設立し、地域の日本語教育と日本文化継承を支える存在である。約500世帯の会員が所属し、婦人部、青年部、老人部、スポーツ部、農事部、日本語学校を擁し、運動会、農業研修会、お話し発表会や、日本祭りなどの行事を運営する。日本語学校は1989年にJICAの支援を受け、モデル校となり、同州の日本語教育を牽引してきた歴史がある。現在は、日系の子供および日本文化に興味を持ち、日本での留学や職に就く事を目標にする非日系の大人が通う。これまでに18名の隊員(日本語教育、青少年活動、野球)の派遣実績があり、派遣中の野球隊員は2027年7月まで活動予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市の日本人会は世代交代により需要が減少し、6支部が閉鎖する事となった。周辺地域の日本語学校が閉鎖に追い込まれている中、同校はモデル校として、現在も40名近くの生徒を抱え、JPLSの試験対策などの運営を行っており、地域で重要な日本語教育機関となっている。しかし同校も指導者の獲得に苦労しており、臨時教員を除く、職員全員の言語レベルはN3以下であることから、高いレベルの授業の提供が出来かねる状況にある。隊員には、現地教師では指導が難しい、中級以上の日本語指導や作文の添削の他、日々の授業補助、日本語能力試験受験や日本で留学や職に就きたい学習者の日本語の支援、および連合会が行う文化イベントの運営支援が求められる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下の活動を行う。※活動時間は月~土、8時-11時/13時-17時
1.中上級学習者への日本語指導を担当する
2.日本語能力試験やJICA日系研修参加のための準備、指導を行う
3.趣味や特技を活かし、日本文化を紹介する(踊り、太鼓、書道、折り紙、音楽など)
4.配属先や受入機関主催のイベントに支援、参加協力する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC3台、ノートブックPC1台、プロジェクター、プリンター、ピアノ、CDプレイヤー、和太鼓16台、大正琴7面、『みんなの日本語』『みえこさんのにほんご』『中級へいこう』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長兼日本語教師(60代、日系、経験30年、N3)、日本語教師3名(30~60代、日系、経験3~25年、N1~3)
活動対象者:
10才以下15名、10代14名、20代13名、30代以上4名 ※20代の生徒の半数が非日系
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師へ指導するため
[参考情報]:
・太鼓、琴など文化的素養があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
