2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30925B06)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
8代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

バストス日系文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

バストス日本語学校

3)任地( サンパウロ州バストス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

協会は1959年に設立され、現在は会員数約400名を抱える。日本語学校の運営の他、婦人会、太鼓部、野球部、柔道部なども運営している。日本語学校は1997年に正式に開校。日本語教育を基幹とし、ひな祭りや端午の節句等の伝統行事の継承活動や、他の日本語教育機関と共同開催している作文・硬筆コンクールへ生徒を積極的に参加させている。現在の年間予算は約17万米ドル。これまで日本語学校へ9名の日本語教育隊員、移民史料館へ2名の学芸員隊員、野球部へ1名の野球隊員の派遣実績がある。派遣中の野球隊員が、2026年1月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

市内の子供の多くは日系3~5世であり、日本語を話す祖父母と同居する家庭が減少しているが、学習意欲の高い入学希望者が多く、常に学校は満員の状態が続いている。昨年までベテラン教師2名と派遣隊員が協力して、授業を運営してきたが、内1名が退職、隊員も帰国し、体制が大きく崩れた。経験の浅い教師が2名採用され、新しい体制で授業の運営に取り組んでいるが、新人教師がまだ戦力となっていないこともあり、教師の育成、指導体制の強化を行い、持続的な日本語学校の運営を行う基盤づくりを行う必要があり、派遣が要請された。また、近隣の日系私立学校や日本語学校で日本語・日本文化普及への協力も求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

ベテラン教師と協力して、以下の活動を行う ※予定活動時間(月~金:午前9時~10時半/午後2時~6時半)
1.新人教師の授業補佐や指導方法への助言を行う
2.生徒へ会話の授業や作文の添削を行う
3.レベルごとの教材の刷新とカリキュラムの作成を支援する
4.地域の日本語教師が集まる勉強会に参加
5.近隣の学校にて、日本語と日本文化の授業を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(3室)、準備室(1室)、図書室、DVDプレイヤー、音響機材、PC、日本語教材(『みんなの日本語』、『にほんごドレミ』『げんき』『まるごと』『にほんご45じかん』『JLPT向け問題集』)等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】現地教師3名(日系人女性50歳代1名・教師歴15年、30代日系女性1名・教師歴1年、日本人男性20代1名・教師歴半年)

【活動対象者】
日本語学校生徒約48名(10歳未満16名、10代21名、20代~30代9名、40代以上6名)内非日系は大人2名のみ

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師指導が含まれるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】