要請番号(NJ32422A06)
募集終了
11代目
・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
エンカルナシオン日本人会
日系社会
3)任地( イタプア県エンカルナシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エンカルナシオン日本人会は1957年、エンカルナシオン市在住の日系人による任意団体として発足し、1974年に法人化された組織である。主要事業としては、(1)会員相互間の親睦、(2)日本文化及び社会福祉に関する活動、(3)子弟教育及び日本語普及事業、(4)体育活動、(5)その他(敬老祝賀会、成人式、夏祭り等の文化事業、運動会、スポーツ大会等)が挙げられる。特に、1963年に塾形式で発足した日系子弟に対する日本語教育を重要視し、発足以来一貫して継続的に運営されており、2009年には新校舎に移転し、日本語教育の更なる充実を目指している。2020年3月まで日系社会シニア海外協力隊(日本語教育)が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エンカルナシオン日本語学校は、日本の国語教科書を使用した国語教育と日本語教育を行っているが、国語教育での指導方法では学習効果を得ることが困難になっている。特に、幼児や低学年は遊びを通して日本語に親しみ、楽しみながら日本語を習得できるようにすることが求められている。2016年末にベテラン教師2名が退職し、非常に厳しい状況であったが、日本人が現地校長に着任し、カリキュラム策定に向け立て直しを図っている。そのため、現地教師と協力しながら、隊員もクラス担任として授業を担当するとともに、中長期的なカリキュラム安定化、及び可能な範囲で現地教師の指導能力向上への支援が必要とされており、今回継続して日本語教育の隊員を要請するに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日本語学校の一員として現地教師と共に、主に以下の活動を行う(4、5については必要に応じて可能な範囲で)。
1.生徒への日本語指導(クラス担任)を行う。※1コマ50分、週10コマ程度を担当予定
2.音楽、習字や折り紙、そろばん、日本伝統文化、体育等自身の得意分野の指導。
3.学校内の一般行事(運動会、卒業式、終了式、発表会等)への支援。
4.生徒の日本語能力を向上させるための企画立案、指導(生徒が楽しく日本語を学べるような授業等)。
5.現地教師の指導能力向上のための支援(校内研究授業、模擬授業、学級運営、課外活動、総合的学習等)。
6.地域や保護者、青年との交流。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機、ファックス、パソコン、プリンタ、ラジカセ、キーボード
教科書:『光村国語教科書』、『みんなのにほんご』、『にじ』、『にほんごドレミ・ジャンプ』、書道、絵画道具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・教育担当理事、事務局長
・校長、現地教師3名(日系3名、経験年数0年~10年、
うち1名は幼稚園兼務)。
教師の日本語能力はN1、2レベル。
活動対象者:生徒数約50名、中学校卒業までにN3(2割程度の生徒はN2)を取得する。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教師への指導も含むため
[参考情報]:
・小学校教諭の経験があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・活動使用言語は日本語。住居はホームスティ(または離れ)となる予定。COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。