2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ32422A07)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
9代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済・社会開発企画庁

2)配属機関名(日本語)

イグアス日本人会
日系社会

3)任地( アルト・パラナ県イグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるイグアス移住地は、パラグアイに戦後開設された4つの移住地の1つであり、首都アスンシオンから約300km離れた地域に位置する。イグアス市の人口の内訳は日本人・日系人が約180世帯で約880人、非日系が約1400世帯で約1万人である。配属先は1967年に設立され、日本語学校の運営、採石場運営、道路補修・管理、上下道運営、診療所運営の他、文化・体育事業の実施等を行う組織である。現在の会員数は約190名(賛助会員含む)である。2020年3月まで日系社会青年海外協力隊(日本語教育)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在の日系人家庭では、日本語を使用する家庭の減少やハーフ子弟、非日系の生徒の増加に伴い全体的に日本語能力が低下傾向にある。日系人の活動の中心が1世から2世~3世に世代交代する中、次世代を担う児童や非日系に合わせた日本語能力向上に継続的に対応できる教育、新しい指導法等の導入が求められている。一方、地元の日系人材の確保・育成が長年の課題であるため、隊員による現地教師の指導力向上を目指した人材育成にも期待が寄せられている。同校では、2020年度より従来の国語クラスと日本語能力習熟度別クラスを複合した新カリキュラムを実施予定であったが、COVID-19の影響を受け実施できていない。再開後は円滑な授業運営と改善への助言が求められるため、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

日本語学校の一員として現地教師と共に、主に以下の活動を行う。
1.生徒への日本語指導(クラス担任)を行う。※1コマ45分、週当たり10~15コマ程度を担当予定
2.音楽、習字や折り紙、そろばん、ダンス等、自身の得意分野の指導を行う。
3.学校内の一般行事(運動会、卒業・修了式等、発表会等)への支援を行う。
4.生徒の日本語能力を向上させるための企画立案、指導を行う(生徒が楽しく日本語を学べるような授業等)。
5.現地教師の指導能力向上のための支援を行う(校内研究授業、模擬授業、学級運営、課外活動、総合的学習等)。
(4、5については適宜、必要に応じて可能な範囲で実施する)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、インターネットWi-Fi、コピー機、ファックス、音響装置、『光村国語教科書』、日本語教育関連の教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教育担当理事(非常勤)、事務局長、各1名 ・校長 (日系 勤続9年)、教師 (日系 7名 勤続1年~24年、日本語能力はN1~2程度、5名は日本での居住経験あり、男性2名女性5名)
活動対象者:生徒数:約125名(6~15歳) 約45%が家庭での使用言語がスペイン語。低学年ほどその割合が高くなる。小学校卒業時にN5、中学卒業時にN3を要取得。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師への指導も含むため

[参考情報]:

 ・小学校教諭の経験があるとなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語は日本語。住居は日本人会所有の宿舎、またはホームステイ、離れのいずれかとなる予定。COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。