2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ32425A13)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
12代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済財務省

2)配属機関名(日本語)

エンカルナシオン日本人会
日系社会

3)任地( イタプア県エンカルナシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エンカルナシオン日本人会は1957年、同市在住の日系人による任意団体として発足し、1974年に法人化された組織である。主要事業としては、(1)会員相互間の親睦、(2)日本文化及び社会福祉に関する活動、(3)子弟教育及び日本語の普及、(4)体育活動、(5)その他(敬老祝賀会、成人式、夏祭り等の文化事業、スポーツ大会)が挙げられる。特に、1963年に塾形式で子弟を対象に発足した日本語教育を重視し、発足以来一貫して運営が継続されている。また、日本人会が管理する体育館では複数のスポーツクラブが活発に活動している。同日本人会では2024年3月に赴任した日系社会海外協力隊(日本語教育)1名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エンカルナシオンでは、祖父母と同居して家庭で日本語を話す児童が減少している。そのため、日本語学校以外では日本語を話す機会がない生徒が増えてきており、日本語能力の差が大きく、従来の国語教科書を使用する授業運営が難しい状況であった。過年度の日系社会シニア海外協力隊の活動によって日本語教材を基にしたするカリキュラムが策定され、立て直しを図っている。現在、その現状に即したカリキュラムの改善を目指して、日々の授業を実践しながら活動を行う本要請に至った。改善されたカリキュラムが日本語学校運営の基礎となるように、継続的な支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

日本語学校の一員として現地教師と共に、主に以下の活動を行う。
1.クラス担任として、児童生徒を指導する。
2.日本伝統文化(音楽や習字や折り紙など)自身の得意分野を生かした活動を提案する。
3.現地教師の指導能力向上のための助言を行う。(校内研究授業、模擬授業、研修会への協力等)
4.年間の学校行事の運営を支援する。(学級運営、課外活動、運動会、総合的学習等)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、ファックス、パソコン、プリンタ、ラジカセ、キーボード
教科書:『光村国語教科書』、『みんなのにほんご』、『にじ』、『にほんごドレミ・ジャンプ』、書道、絵画道具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・教育担当理事、事務局長
・校長、現地教師3名(日系3名、経験年数2年~10年、
幼稚園兼務)。
教師の日本語能力はN1~3レベル。
活動対象者:生徒数約40名。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)人文科学 備考:要請団体の要望

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚教師への指導も含むため

[参考情報]:

 ・児童への指導経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学校内での主な使用言語は日本語だが、父母とのコミュニケーションも必要であるため、スペイン語も併せて使用する。地域のイベントにも積極的に参加し、青年との交流も期待されています。