要請番号(JA01823203)
募集終了
2024年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
タイ農業協同組合省
2)配属機関名(日本語)
共同組合振興局協働組合ビジネス開発局
3)任地( チェンマイ県ドイサケット郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、主に農業協同組合活動の強化、促進、開発、広報、研修などを実施する機関で、バンコクにある本局の他、タイ国内75ヵ所に県事務所が設置されており、県事務所を通じて地方の各種農業協同組合を支援している。活動先となるチェンマイ県ドイサケット郡のドイサケットパタナ農業協同組合は、1975年の設立以降、高い組合組織率と堅調な信用事業を展開し、購買事業としてもガソリンスタンド運営及び組合向けの共同購入・販売を進めている。組合員数は3,000名以上。コーヒー事業は2012年に開始され、パーチメントコーヒー(果実が取れた状態で種皮に包まれたコーヒー豆)の買付・加工・販売(卸・カフェ)の事業を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先となるドイサケットパタナ農業協同組合では、コーヒー農家が約300名登録されているが、年々農協へ農家が販売するパーチメントコーヒーの量が減少傾向にあり、生産量増・品質向上に向けた栽培技術の改善が長年求められている。他方、コーヒー加工において、従来型の加工(ウォッシュト、ナチュラルプロセス等)に加え「嫌気性発酵(アナエロビック・ファーメンテーション)」といった様々な加工方法を試験導入し、ドイサケットに適した加工方法を模索し、農協の販売するコーヒーの付加価値創出に取り組んでいる。現在組合ではある程度コーヒー加工についての知識・経験を持つ人材はいるが、各種情報・資料を用いながら加工の試験導入支援を行う隊員の要望が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 「嫌気性発酵」など、様々な加工方法を農協職員とともに試験導入する。
2. 農家から販売されるコーヒー豆の品質管理を行う。
3. コーヒー豆の生産量・品質向上に向け、農家に栽培技術を紹介、アドバイスを行う。
その他、隊員の知識・経験を用いて、農業協同組合、また農家への支援活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
外皮除去機、焙煎・包装施設 焙煎機(1回15kg)、焙煎豆パッキング施設、保管倉庫(70t収容可)など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ドイサケットパタナ農協職員及び併設コーヒーショップ常駐職員2名、
コーヒー生産者:9グループ318人(主な指導対象は10農家程度)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要なため
[参考情報]:
・コーヒー栽培や加工方法に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動先には英語を話せる同僚がおり、英語でもある程度活動が可能。