要請番号(JA018241z2)
募集終了



2025年4月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
スラーターニー中高校
3)任地( スラーターニー県ムアンスラーターニー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1902年設立、生徒数約2,700名、教職員数約120名、フィリピン人や中国人など外国人講師も約10名在籍する公立の中高一貫校。日本語教育は、2018年から開始、必修授業と選択授業がある。日本語以外の外国語として英語、フランス語、中国語の授業を実施しており、各教科を英語で学ぶコースも設置されている。クラブ活動では韓国語も実施している。JICA海外協力隊の派遣は初となるが、国際交流基金の日本語パートナーズが2022~2023年度に2代派遣されている。学校のFacebookページはこちら
【要請概要】
1)要請理由・背景
中学生へは選択授業、高校生ヘは読み書きの基本を学ぶ普通コースと、話す・聞く力に特化した特別コースの日本語授業を実施。その他、日本語のクラブ活動、コンテスト、キャンプ等の行事や、日本語能力試験(JLPT)対策等を実施。卒業後に日本語学習継続を希望する生徒は多いものの、JLPTではN5に挑戦する生徒が主である。生徒の日本語能力向上のためには教師の日本語能力および日本語指導力の向上が必要であるため要請に至った。この地域では日本語教育人材が少ないため、楽しく学べる授業づくりや行事の工夫等による生徒の学習意欲向上、文法、発音、会話、作文やJLPT対策など、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導を行い、地域全体の日本語教育の質の向上に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1 タイ人教師とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(1コマ50分、約16~20コマ/週)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 周辺校を含む地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
5 可能な範囲で、他校の日本語教育関係者と情報共等の協力活動を実施して、学校間の連携強化を促進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語教材(『みんなの日本語』、『まるごと』)、PC、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
タイ人日本語教師2名
(30代、女性、経験14年、N3、日本留学経験1年半/20代、女性、経験3年、N4、訪日経験10日間)
活動対象者:
中学1年~高校3年約150名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タイ語現地語学訓練有。派遣時期2025年4月下旬の想定。2学期制(5月~9月、11月~3月)。同僚日本語教師は日本語可能、活動や生活ではタイ語の習得は必須。夕方や休日の活動有。タイの住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。学校のホームページはこちら