【配属機関概要】

3）任地（ トゥアティエンフエ省フエ市 ） JICA事務所の所在地（ ハノイ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

本大学は2004年にベトナム教育訓練省管轄下、外国語の専門人材の育成を目的に設立された、学士・修士・博士課程を有する中部地域有数の高等教育機関である。英語・仏語・中国語・韓国語・日本語等、語学別に8学部があり、学生は約5,000名、教員は約230名が在籍する。日本語学部の学生数は890名(1年生260名、2年生240名、3年生200名、4年生190名)であるが、加えて他学部の学生約300名が第2外国語として日本語を学習している。2006年に設置された日本語・文化学部での授業は月曜から金曜に行われており、学年によっては午前・午後の2シフト制が採用されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

日本語・文化学部に隊員が派遣された2007年から2020年10月までの間、学生への直接指導・教材作成・カリキュラムの改定・教師への指導等を行い一定の成果を上げ派遣を終了した。コロナ禍内容・カリキュラム・シラバスに改善の余地があること、また、大学独自の教科書の作成を目指しているものの、教員が日本語教育の専門的知識を十分に有していないことから、現在の協力隊員の派遣が再開され、その活動が高く評価されている。本要請は若手教師の日本語能力の更なる向上、学部としての発信能力の向上のため学部長アドバイザーとしての短期隊員の派遣要請があったもの。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

日本語・文化学部長のアドバイザーとして;
1.大学/日本語文化学部の対外発信のための日本語文書・広報材料の作成サポート、添削指導。
2.学部学生の卒業論文および若手教師の修士論文作成指導。
3.日本語ビジネス文書(メール)の添削指導。
4.日本語オープンルームの相談対応(1日3時間程度、若手教師・学生に開放し、質問や添削指導を受け付ける)。
5.その他学部運営に関するアドバイス等。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、スキャナー、プロジェクター等。

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
・学部長(女性、40代、博士号)、
同僚教師18名(女性16名、男性2名、20～30代、学士～修士、経験1年～15年)
活動対象者(日本語学部生)
・890名(1年生260名、2年生240名、3年生200名、4年生190名)

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・グループ活動や組織運営の経験

　・（企業・自治体等での）業務調整の経験

[参考情報]：

　・日本の大学/大学院での教授・論文指導経験

【地域概況】

【特記事項】