要請番号(JA04822101)
募集終了
2023年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
保健省医療サービス局必須医療・技術課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、保健省の6部局の中の医療サービス局の傘下にある。医療サービス局の職員数は約50名であるが、必須・医療技術課の職員は3名である。配属先の主な事業内容は、ブータン国内に安全で質の高い医療品および医療技術を導入し提供するために、根拠に基づいた医療技術評価を行っている。また、医療品のみでなく輸送コストも含めた費用対効果分析を実施している。
年間予算は約1500万円。勤務時間は午前9時~午後5時(午後1時~2時は昼休憩)である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは憲法に基づき、基本的にすべての医療費を政府が負担しているが、近年の人口増加や非感染性疾患の増加等が原因で、医療費の負担が増大している。この状況に対応するため、政府は必須医薬品リストの制定・改定に際し、医療技術評価を取り入れ、医薬品等に対して「費用対効果」を考慮した予算配分を行っている。ブータン保健省は、科学的根拠に基づく費用対効果の基準値(費用対効果の閾値、Cost-effectiveness threshold: CET)を求める基礎研究をタイ保健省及び日本の大学と共に開始する。研究にあたり、関連分野のデータ収集及び分析が期待され、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 医療分野におけるCET(費用対効果の閾値)に係るデータの収集、分析、整理を行う。
2. 同僚に対し、データの収集、分析、整理に係る助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 3名
・シニアラボオフィサー1名(30代男性、経験年数7年)
・薬剤師2名(30代男性2名、経験年数8年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先に求められているため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・費用対効果評価について学んだ経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動では隊員自身のノートPCを使用する予定であるため、日本からノートPCを持参する必要がある。