要請番号(JA04822102)
募集終了
2023年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務文化省
2)配属機関名(日本語)
ブータン青少年開発基金 グリーン織物センター
NGO
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブータン青少年開発基金(Bhutan Youth Development Fund: 以下YDF)は「ブータンのすべての青少年が教育、働きがいのある就労、潜在能力を伸ばす機会に公平にアクセスできるよう取り組む」という使命の下に1999年に設立された組織である。YDFのプログラムの1つにグリーン織物センターの運営があり、同センターでは天然染色の素材を使用して機織りを行ったり、織った布を用いて小物や衣服などの製造・販売を行ったりしている。売り上げはYDFに還元され、青少年を対象として実施する活動等に使われている。織物センターの就業時間は平日が9時-17時、土曜は9時-13時である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
伝統的な手織りの織物や、布を使用した小物類などはブータンを代表する特産品であり、観光客や在住外国人に人気を博している。一方で、どの店も似たようなデザインの商品を販売し、品質が高いとは言えない物も多いため、外国人バイヤーや質の高い商品を求める観光客からは、新しいデザインの商品の拡充や質の改善を望む声もある。配属先は天然染色の素材を使用して機織りを行っており、布単体での販売に加え、織った布を使った衣服や、ポーチ等の小物類の製造を行っている。今後、日本を含めた国外のマーケットを視野に入れた商品づくりを行いたいと考えている。特にブータンの伝統的な布や文様を使いつつ、現代的な感覚や流行を取り入れたデザインの商品を拡充するため、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 新商品の開発に向けて、市場調査を行う。
2. 伝統的な布や文様を使用しつつ、現代的なデザインや流行を取り入れた衣服や小物のデザインを行う。
2. 同僚に対して、デザインに関する知識やスキルを指導する。
3. 既存商品の質の改善を行う。
4. 他県の織子を訪問し、布についての知識を深める。
5. (可能な範囲で) 同センターのマネージメントについて助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
機織り機5台、業務用刺繍ミシン(HoLiAUMA社製)、家庭用ミシン(Jack社製)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚: グリーン織物センタースタッフ5名
- マネージャー兼デザイナー1名(20代女性、デザイン経験2年)
- 織子3名(30代-50代女性3名、経験20-30年以上)
- 会計担当1名(30代女性)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:指導対象に女性が多いため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先要望のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先要望のため
[参考情報]:
・商品のデザイン経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)