要請番号(JA10620144)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インフラ運輸・災害管理・気象サービス省
2)配属機関名(日本語)
上下水道局
3)任地( スバ ) JICA事務所の所在地( スバ 市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
上下水道局は、フィジー 国における持続可能な上下水道セクターを形成する上で要となる法令や規制の枠組みあるいはガイドラインを策定し、実施が適切に行われているかも監督する。その他上下水道設備の点検や水質検査の実施を担い、関係当局に対して保守や改善の勧告を行う。またこれら業務に伴う膨大なデータを維持管理する業務も担う。さらに下部組織であるフィジー上下水道公社が実施する事業の監督や低コストで使いやすい新たな上下水道処理システムの研究開発にも事業範囲はおよんでいる。2018年度予算は、約0.63百万米ドルである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上下水道局では、(1)地区レベルの水資源管理データベース、(2)村落部の水事業計画管理データベース、(3)点検・保守情報をモバイルフォン経由で収集・一括管理するシステムとデータベースを運用している。さらに、現在100基を超え、今後も年間25~30基のペースで設置計画があるEPS装置(生物浄化法による給水システム)の維持管理データーベースを作成・運用することが新たな課題である。このような中、業務の効率化と蓄積データの有効活用を視野に使いやすいデータベースの整備、既存データベースの統合や各データベース横断的なインターフェース作成、蓄積データの地図上へのマッピング等に取り組みたいと考え、必要な助言と支援を求め協力隊の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. EPSの維持管理を持続的、効率的かつ効果的に実施できるようにするために、位置情報、管理者、設置時期、点検時期、補修時期や内容、水質など各EPSに紐づく各種データを一元管理できるデータベースを配属先と共に構築する。
2. 上下水道局で運用中の3つのデータベースについて維持管理や使い易さの向上を目的に統合化を含めた改修作業について配属先と協議し助言と支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC(1台・WINDOWSマシーン・Processor: Intel Core i5)、GPS機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長50代男性(大卒)。同僚は、男性3名(50代1名、40代2名)と女性1名(30代)。その他、上下水道局のスタッフや村落長、水利組合のメンバーも活動対象となる。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先からの要請のため
[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要請のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要請のため
[参考情報]:
・システムエンジニアの実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となる
派遣予定時期は7月末を予定。