【配属機関概要】

3）任地（ エファテ島ポートビラ市 ） JICA事務所の所在地（ ポートビラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1998年の設立以降、バレーボール及びビーチバレーボール(以下ビーチバレー)の競技レベル向上や普及活動を行っている。連盟代表ほか、2名の事務スタッフ、また4名のバヌアツ人コーチが所属しており、不定期ではあるが豪州やニュージーランドからのコーチも指導に訪れる。代表チームの遠征に必要な諸経費は国内外の企業等による寄付金で賄われている。登録選手はジュニア(17歳以下)部門は男子20名、女子40名、ユース(18歳以上)では男子10名、女子30名程度。昨年まで豪州ボランティアのコーチによる指導が行われていたが、現在は不在。これまでJICAによるボランティア派遣は行われていない。年間予算は約150万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

女子ビーチバレー代表の活躍(AVCビーチバレーオープン2015ハロン女子大会優勝、FIVB世界ツアーランキング女子部21位:2016年8月8日時点)により国内での同種目に対する注目度は高く、配属先では更なるバレーボール並びにビーチバレーの普及、競技レベルの向上、競技人口の増加を目指している。将来の選手育成を目的として小学校レベルからのバレーボール/ビーチバレーの普及にも力を入れており、ポートビラ市周辺の小学校で初心者を対象とした週1回(2時間)の指導も行っている。同スポーツの更なる普及のためには、各種スポーツイベントや競技大会などの実施を通じた競技人口の底上げが重要な要素の1つとなるが、配属先スタッフが持つそれらを企画運営していくための全般的なノウハウが十分ではないため、同スタッフの能力強化や配属先の組織力強化を目的としてボランティアの要請となった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先が現在実施している青少年向けスポーツプログラムの運営方法に対するアドバイスを行う。
2.イベント企画時の必要事項や運営上での留意点などをワークショップ等を通じて共に考える。
3.「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に向け、国民のスポーツに対する意識を高める広報活動アイデアを提案する。
4.「Sport for Tomorrow」プログラムの効果的な活用方法についてアイデアの提供を行う。
5.可能であれば、青少年を中心としたバレーボール/ビーチバレーの指導を配属先同僚コーチと共に行う。
(「Sport For Tomorrow」参考リンク:http://www.sport4tomorrow.jp/)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、コンピュータ、プリンター、コピー機、バレーボール/ビーチバレーボール、コート

4）配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・代表(40代 女性)
・事務所員2名(男性1名:30代、イベント運営担当)(女性1名:30代、事務処理担当)
・コーチ:4名(男性2名、女性2名)(全員が競技経験10年ほどで指導経験は5年-10年)
【活動対象者】
・配属先同僚及び地域の青少年など

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

派遣期間は2017年7月上旬から11か月間。