要請番号(JA13624104)
募集終了



2025年1月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
ワン・スモールバッグ・ユースセンター
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当NGOは、日本やオーストラリア、ニュージーランドから各種支援を受け、「演劇」を通じて、国内の様々な課題や問題を伝え啓発することを目的に、1989年に設立された。基礎教育を終えていない青少年を対象に収入向上及び社会参画を目的とし、教育、環境教育、栄養教育を含む保健指導などのほか、スポーツやレクリエーションの企画・運営など彼らの余暇活動を充実させ、心身の健全な成長を促進する学習支援や技術実習トレーニングを行っている。現在の登録者は、約1,100名(年間登録料は約100円)。これまで、手工芸と青少年活動の計4名の隊員(いずれも短期派遣)が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2005年より、様々な理由で学校に行けない6~12歳の子どもたちに対して、余暇活動を充実させ心身の健全な成長を促進する為に、学習の機会や各種技術習得の機会を提供するプログラムを行っている。現在では、識字教育やコンピュータ教室、裁縫、ダンスなど多岐にわたった各種コースを学びに、6歳から60歳ぐらいまでの人が学びにきている。芸術クラスでは、2022年8月に担当していたスタッフが去ってしまい、他のスタッフが補っている状況である。絵画やグラフィックデザイン、工芸品制作等の中から、隊員の得意なものを教えられる人材が求められ、本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
芸術クラスにおいて、幅広い年齢層を対象に芸術活動に触れ合い余暇活動を充実させるため、以下の活動を行う。
1. 新規受講者や初級レベル受講者に対して、絵具や絵筆の基本的な使い方などを含め、絵を描く楽しさを知ってもらえるようなワークショップを開催する。
2. 限られた材料やリサイクル品などを活用した作品を紹介し、実際に創作活動をしてもらう。また、そのサポートを行う。
3. 同NGOで行われている演劇やパフォーマンスの小道具の作成を支援する。
4. 日本文化などについてワークショップを企画・実施する。
5. 可能であれば、これらの活動を通して、初歩的な識字教育(英語)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
絵具、絵筆、キャンバス、キャンバススタンド、スプレーペイント等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ユースセンターマネージャー:男性、30代
アシスタントマネージャー:男性、30代
活動対象者:
NGOに登録している児童や若者等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)
[参考情報]:
・絵画や図工のクラス等実施経験必ず
・ワークショップ企画・実施経験必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
初等教育をドロップアウトした青少年を対象とした活動である。現地語であるビスラマ語でのコミュニケーションが主となるため、ビスラマ語を自己学習する意欲のある人が良い。
2019年には、日本の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」により、診療所も設立された。