【配属機関概要】

3）任地（ サンサルバドル県サンサルバドル市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は同国における卓球の普及と競技レベルの向上を目的として1940年に設立されており、同国のスポーツ庁に属する40のスポーツ連盟の一つである。首都サンサルバドルを中心に西部サンタアナ市、東部サンミゲル市にも指導者を配置している。2014年9月に草の根文化無償資金協力「エルサルバドル卓球連盟機材整備計画」により、照明、床等の卓球場の整備及び卓球台、防球フェンス等の卓球用品の供与を受けた。また、2011年には日本卓球株式会社から、卓球台やラケットなどの寄贈を受けた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は、日本卓球株式会社より卓球競技普及のため、2011年に卓球台30台、ラケット300本、ボール2000球、競技シャツ300着の供与を受け、全国11市に配布した。JICAではその器材卓球用具を活用すべく、配属先と共に2013年より年に1回、長期及び短期隊員による地方都市を中心とした卓球巡回指導を行ってきた。巡回指導では、地方選手の技術強化と、卓球に触れたことのない子供達への普及を目的とし、特に普及活動では小中学校の体育の授業に卓球を導入してきた。これまでに全7回の巡回指導を行ってきたが、参加者は毎回1000名前後に及ぶ。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

他の短期隊員、卓球連盟スタッフと協働し、約2か月間以下の活動を行う。

1.エルサルバドルの地方部約6か所を1週間単位で巡回し、巡回先の選手への技術強化指導を行う。
2.同巡回都市の小中学校の体育で小中学校の体育で卓球の授業を行い、児童生徒に卓球の楽しさを紹介する。
3.各巡回都市において、最終日に卓球大会を企画・開催する。
4.同じ配属先に派遣される他の隊員をリード・まとめることが求められる。
※1週間のサイクルは、月:移動・打ち合わせ、火～金:指導・普及活動、土:卓球大会実施となる予定。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

卓球台、卓球ラケット、防球ネット(巡回先によって状況は異なる)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
卓球連盟コーチコーディネーター(40代男性)
巡回指導先自治体・学校の指導者又はコーディネーター
巡回対象者:
巡回指導先の卓球選手、児童生徒(6歳～30歳中心、1巡回地につき50～300名程度)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

宿泊先は各地のホテルとなる。