要請番号(JA42420140)
募集終了
2020年9月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練公社 アカバ職業訓練所
3)任地( アカバ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練公社(VTC)は職業訓練サービスの提供、雇用促進を目的に1976年に設立され、所管する国内45の訓練校(VTI)で学生や社会人の技術力向上に取り組んでいる。年間予算は約13億円。オフィスは首都アンマンに位置する。JICAは2006年から2010年にかけて技術協力プロジェクト「職業訓練マネジメント強化プロジェクト」を実施したほか、2017年から現在にかけて「労働安全衛生分野における職業訓練公社機能強化プロジェクト」を実施している。国内の複数のVTIにはこれまでにも多数のボランティアが派遣されており、同VTIではマーケティング隊員(2019年12月着任)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダンの観光業はGDPの約13%を占める主要産業であり、経済不振に苦しむ同国にとって雇用創出の牽引役として期待が高まっている。同訓練所はヨルダン唯一の港町であり、又観光リゾート地でもあるアカバ市近郊にある。市内には多数の観光ホテルがあり、これらのホテルが、訓練生にとって主な就職先候補となっている。同訓練所の料理・接客コースの質の向上が、訓練生の技術向上および就職率向上に繋がり、ひいてはアカバ市の観光産業振興にも寄与するとの期待から短期隊員が要請された。なお、日本政府は、ヨルダンにおけるホスピタリティ観光研修実施にかかるVTCの運営能力強化を目的として、研修センターの改修及び必要機材の整備を支援しており、同施設の活用への助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同訓練所において、以下の活動を訓練生と同僚インストラクターと協力して行う。
1.同訓練所における接遇分野の指導状況の確認
2.アカバ市内におけるホテル、レストランの視察(同訓練所の卒業生の職場見学)、課題分析
3.同訓練所における接遇分野の実務指導(接客、苦情対応、顧客満足度向上のための工夫、スキル等)
4.市内における訓練生のOJTへの同行、助言の提供(必要に応じて)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研修センターの改修事業は2020年3月末に完了予定。納入予定機材については確認中。
4)配属先同僚及び活動対象者
・校長(男性、50代)
・インストラクター 複数
・訓練生 複数
・他コースの指導員、事務員など(男女約50名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:短期間の集中した活動となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~50℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期2020年9月下旬