2020年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA47520140)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2020年7月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

チュニジア柔道連盟カラートアンダルースクラブ

3)任地( チュニス県アリアナ市 ) JICA事務所の所在地( チュニス )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チュニジア柔道連盟は1965年、青少年・スポーツ省管轄下に創設され、国際大会への選手派遣、国内大会、強化合宿、コーチ研修、審判研修、昇段審査の実施および柔道の普及、発展に努めている。現在全国に178の柔道クラブがあり、主要6都市に地方支部がある。
これまでJICA海外協力隊の派遣実績は7名。国際交流基金、日本柔道連盟等を通じて、数多くの日本人柔道家が、ナショナルチーム、地方支部の選手強化、指導技術の向上、柔道の振興に協力してきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国においては柔道は1947年より始まり、サッカー、ハンドボールに次ぎ人気のあるスポーツである。ナショナルチームは近年、多くの強化選手を国際大会に輩出し、アフリカにおいては最上位のレベルにある。一方で指導力の不足から、さらなる指導技術の向上を目指している。指導者の一部は国際大会での入賞者もいるが、全体的なレベルアップ、選手層の充実、裾野拡大などの今後の課題も多く、本要請に至った。
多くのコーチは日本人柔道家による指導、本邦研修を経験済み。日本人やボランティアに対する理解は十分あり、且つモチベーションも高い。豊富な競技経験に基づく指導はもとより、日本人の精神面での育成を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

チュニジア柔道連盟において、以下の活動を行う。
1.現地の指導者と共に柔道の普及振興(心技体含む)を支援する。
2.柔道を通じて、心身鍛錬および、精神の修養を行うなど、青少年の健全育成を支援する。
3.選手の競技力向上および、コーチの指導技術力向上に向けたアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道畳等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:指導者6名(男性4名、女性2名)、1段保有者2名、2~4段各1名、7段1名

活動対象者:地域内に2クラブあり。登録生徒数、計154名(男性110名、女性44名)、生徒の多くは初心者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:競技経験者が多いため

[参考情報]:

 ・柔道の理念についての指導を行えること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

フランス語の使用が望ましいが、英語での指導も可能。柔道連盟関係者は同僚コーチの一部はわずかな日本語を話すことができる。2020年7月下旬の派遣を予定。