要請番号(JA54522101)
募集終了
2023年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー、労働、社会開発省
2)配属機関名(日本語)
エキサ ミニストリー アンド チルドレンズホーム(EKISA)
NGO
3)任地( ジンジ県ジンジャ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2014年のウガンダ統計局報告によると2歳以上の障害者の国民総数との割合は12.4%とされており非常に多い。EKISAは2010年に障害のある子供たちの救済のために米国人により設立されたNGOで、戻る家庭が無い子供たちの長期滞在施設(Transitional home) コミュニティに出向き、種々の支援、助言や地域社会に根ざしたリハビリテーション(CBR)等を行うサービス、またEKISAアカデミーという障害者教育施設の運営を行っている。米国の団体が資金の8割を負担しており、105名の正職員、10名ほどの外国人専門家やボランティアが勤務している。年間予算は約8,500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
EKISAの障害者支援は、EkisaアカデミーやTransitional Home、コミュニティなどで行われている。しかし、障害者の支援にあたる作業療法士、理学療法士、言語聴覚士やソーシャルワーカーの技量は高いとは言えない。これらの分野のウガンダ国内での技術向上は難しく、現地人材の育成は進んでいないため、JICA海外協力隊員には、それぞれの部門の活動の改善提案と実践が期待されている。対象となる子ども(1歳~20代前半)の障害は、身体障害、脳性麻痺、ダウン症、自閉症、てんかん、発達障害、知的障害、視覚障害、聴覚障害、また重複障害等、様々でありそれぞれの症状に合わせての対応を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と以下を実施する。
1.日常のリハビリ、作業、訓練、またコミュニティでの活動の改善を提案、実践する。
2. EKISAの治療部門スタッフが行う、EKISAアカデミー、Transitional Home、コミュニティで障害児のリハビリテーションの支援を行う。
3. EKISAスタッフの技術レベルアップのための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
EKISA治療部門が保有する、車椅子、ボール、ベッド、運動場、作業療法用積み木等の器具
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:(20~40歳代)
治療部門長1名、理学療法士2名、作業療法士1名
言語聴覚士1名、装具士1名、ソーシャルワーカー7名
■活動対象者:
配属先同僚並びに障害児、コミュニティでは家族、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への支援も求められる
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は英語もしくは現地語であるルソガ語が広く使われている。赴任後現地語の語学研修を行う。