【配属機関概要】

3）任地（ ムバララ県ムバララ ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

BSUは2002年にアンコーレ司教区に教会のファンドで設立され2004年にムコノ県のウガンダキリスト教大学の外郭大学となり、2006年にNCHE(国立高等教育審議会)より、公式な専門課程設立、2014年からは大学院の設立が認可され、NCHEの指導の下、高等専門教育コースの提供が可能となった。2006年から2022年まで18,764人が卒業している。5つの学部があり、3年の学士コースと2年の専門コース、大学院は2年の修士と3年の博士コースがある。この他に1年の専門課程、1,2か月の特別コースなど、90を超えるコースが運営されている。畜産学科の年間予算は2500万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

隊員の要請は、農業・環境科学・技術学部の家畜衛生・生産学科より行われた。学生は週に15時間同学科のクラスがあり、うち6時間は農場および実験室での実習を行う。1学期には60時間の座学と、45時間の実習がある。当学科では農場実習は行ってきたが屋内の実験室での生物関連や乳製品加工等の実習は教員も学生も不慣れであり、隊員は実習の企画、教員へ実習の行い方の指導、また実際の実習時間の生徒指導の補佐も行うことが期待されている。また、同学科では付属農場及びコミュニティでの酪農指導等の支援活動実習も行われており、それらがより効果的な実習が行われるようにその支援も行う

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と以下を実施する。
1.既存の施設、環境での効果的な屋内、屋外での実習企画を行う。
2.教員の実習指導、実施補助、生徒指導補助を行う。
3.農家コミュニティ開発支援事業実習の実施補助を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プロジェクター、遠隔教育機材、植物よりの油性分抽出機、実験ガラス器具、駆虫・去勢・鼻環装着器具等の家畜飼養関連器具等

4）配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:(20～40歳代)
学科長・講師60代1名、副学科長・講師30代1名、
講師:60代1名、50代1名、40代1名、30代1名
(講師2名は本邦研修帰国研修員)
■活動対象者:
実習教官並びに学生

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・理科実験の経験や薬品・器具の知識

　・フィールドワーク（現地調査、研究）経験

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語は英語もしくは現地語であるニャンコレ語が広く使われている。赴任後現地語の語学研修を行う。