要請番号(JA54522107)
募集終了
2023年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー、労働、社会開発省
2)配属機関名(日本語)
ダリア技術開発センター
NGO
3)任地( ムコノ県ムコノ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2018年に設立されたCBO(Community Based Organization)であり、経済的自立を目指す女性を対象に、3 6か月のトレーニングを実施している技術開発センターである。研修参加者はほぼ女性であり、現在は11名に対して研修が行われている。センターにはミシンや編み機等があり、受注生産により児童の制服等を生産する生産部門も卒業生により運営されており、11名の修了生が所属している。JICA海外協力隊員の受入実績はないが、配属先長は、JICAが長年支援してきたナカワ職業訓練校での指導も行っており、JICA事業に対して理解があり、今般、JICA海外協力隊の受入要請となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、主に女性たちの経済的自立を支援するため、研修を実施している。主な研修内容は、バナナ繊維を利用したクラフト製作や、制服製作、ニットの製作等、それぞれのスキルレベルに応じた研修の機会を提供している。これまでに約200名に対して本研修を実施し、そのうちの11名が現在も本配属先の生産部門に所属し、生産活動を続けており、受注生産による児童の制服(シャツ、スカート、セーター)の製作等を行っている。バナナ繊維を利用したクラフトなどは、今後、土産物屋店等での販売も実施していきたい意向があるものの、まだデザインの上では洗練された製品とは言い難く、一般市場や外国人観光客等のニーズを把握した商品開発が望まれており、JICA海外協力隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動を実施する。
1.現地にて利用可能な素材の発掘や、現在、市場で販売されているクラフトの実態調査、ニーズ調査を行う。
2.既存の素材(バナナ繊維、アフリカ布)を利用したクラフト商品の新たなデザイン開発支援を行う。
3.新たな素材やデザインでの試作品の製作を支援する。
4.研修員に対して、可能な範囲でクラフト製作等のアドバイスを行う。
5.製作したクラフト品のブランディング(ロゴ、パンフレット、SNSでの発信等)についての支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工業用ミシン、工業用ロックミシン、工業用編み機、家庭用編み機、刺繍ミシン等
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・配属先長1名(女性、50代)
・研修講師3名(20代 30代、女性)
・生産部門スタッフ11名(20代 30代、女性)
■活動対象者:
・配属先スタッフ、研修員(女子、中学卒業レベルまたはそれ以下)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実戦的な活動が求められるため
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
[参考情報]:
・クラフト作成等の興味、関心
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・週に2 3度の停電や断水あり。
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。