2022年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA61822104)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
派遣期間
短期 1ヵ月
派遣時期
2023年9月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マダガスカル柔道連盟

3)任地( アナラマンガ県アンタナナリボレニヴイチャ郡アンタナナリボ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマダガスカルの柔道の普及と発展のために1984年に設立され、現在では青年・スポーツ省、国際オリンピック委員会、国際柔道連盟から認可されている連盟である。全国23県のうち15県に支部があり、首都のあるアナラマンガ県を始め、9つのリーグがある。国内には計24クラブがあり、そのうち13クラブがアナラマンガ県リーグに参加している。近年はコロナ禍で開催できなかったが、通常は国内選手権大会が毎年3回、その他にも地方大会等が実施されている。国内競技人口は、約1,800名(男性約6割、女性約4割)。配属先年間予算は約600万円だが、選手権開催の際は、政府からの補助金や民間企業のスポンサーが付く。

【要請概要】

1)要請理由・背景

連盟は柔道の礼節を重んじる精神や、柔道による精神鍛錬を重視しており、競技レベルを上げるだけでなく、青少年が楽しみながら柔道を練習する場を作りたいとの方針があった。そこで、2015年よりJICA海外協力隊員(柔道)が柔道指導者の意識改革、指導方法の見直しを目指し派遣され、現在は、2023年12月が任期の隊員(男性)が活動中である。同隊員は、2024年パリオリ・パランピックに向けたナショナルチームの指導を中心に、自身が担当するクラスを週2回開講しているほか、地域の柔道クラブ巡回を実施し子どもから大人まで幅広い世代に柔道の基礎指導を行っているが、対象者には女性柔道家も多いため、女性柔道家への丁寧な指導を目的に本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

柔道連盟関係者及び現在派遣中の隊員と協力しながら、以下の活動を行う。

1.地域の柔道クラブや現隊員が開講するクラスにおいて、現地の指導者と共に、5~20才の青少年および初心者の大人(特に女性)を対象に柔道の基本技術や精神指導を行う。
2.現隊員が指導するナショナルチームの指導を補助する。
原則、現役柔道隊員が活動及び生活(言語含む)をフォローする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場(約9m×9mの練習場1-2面)。アナラマンガ県リーグには5道場あるが、連盟は専用の柔道場を持っていない。(畳は連盟所有)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:柔道連盟長 男性 40代、黒帯
連盟指導者:男性 50代、柔道4段 指導経験約30年
代表チーム指導者3名 男性 40代、 3段、指導経験約10年、海外協力隊員(男性20代)
活動対象者:各クラブ: 10~50人、4歳~大人(特に女性) 、部活又は都道府県大会出場レベル

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道二段)

[性別]:(女性) 備考:配属先からの要望

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・隊員の技術と競技経験に期待しているため言語の出来・不出来は問わない。
・2023年10月に当国大統領選が予定されているため、9月頃の活動を想定している。