要請番号(Na30923202)
募集終了
2024年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ人文科学研究所
2)配属機関名(日本語)
サンパウロ人文科学研究所
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジルにおける日本人移民をテーマに調査研究活動を行っている公益団体である。ブラジルの日本人移民史、ブラジルの日系社会、ブラジルと日本の交流史、ブラジルにおける日本文化の変容についての調査及び研究、シンポジウムや講演会の開催、移民資料の収集・保存、資料のデータベース化を行い、研究者に史料提供をできる環境作りを行っている。2013年には日本支部が設立され、2015年からは日系社会研究を担う次世代の育成を目的とした若手研究者育成制度を設けている。年間事業予算は約5万米ドル。これまでに司書、社会学・文化人類学、学芸員のJICA海外協力隊派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同研究所が所蔵する資料は、ブラジルの日本人移民研究にとって欠かせないものであり、今後の研究活動に重要な役割を果たすものであるが、その価値がまだ十分に活用されていないのが現状である。2018年に派遣された学芸員の海外協力隊によってなされた文書資料の分類、保存プロジェクトにより、明確な資料分類が進み、研究者の要望に応えられる態勢が整い始めたが、今後は現地職員及び会員が継続して図書整理の作業を行う体制を整える必要があるため、図書の整理、管理方法の指導、及び一連の作業のマニュアル化が期待され本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.図書の整理、登録、管理方法に関し、現地職員及び会員に指導する
2.上記内容をマニュアル化し現地職員及び会員が継続して作業が行える体制を整える
3.保管されている多くの移民資料の中から研究に有効な図書を分類する
活動時間:月~金曜日 9:00~18:00 週末にイベントが開催される場合は参加する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノート型PC、スキャナー、資料収蔵庫 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理事13名、監査役4名、事務職員1名
カウンターパートは50代日本人女性2名
活動対象者:研究所会員10~20名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(司書)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な知識が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先同僚が日本語を話せるため、活動は日本語で実施できます。
2024年7月下旬頃派遣予定。