要請番号(NA30920105)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
西部アマゾン日伯協会
2)配属機関名(日本語)
アマゾナス州立ジジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ校
日系社会
3)任地( アマゾナス州マナウス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入日系団体の西部アマゾン日伯協会は1980年設立。生徒数約700人の日本語学校を有する。同日本語学校生徒数の約80%が非日系人で、日本文化への興味がきっかけで入学する生徒が大半。現在までに看護師・団体事務・日本語教育職種のJICA海外協力隊員計11名の派遣実績あり。配属機関は1980年創立の全日制州立中学校(高校も併設)。2016年に西部アマゾン日伯協会の支援を得て日本語を必修化した州内で2校しか存在しない公立バイリンガル教育校のひとつ。現在の生徒数は約850人。同校の日本語教師の約半数は西部アマゾン日伯協会日本語学校の教師も兼任。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属機関となる学校では8名の教師が約850名の生徒に日本語の授業を実施している。同8名の現地教師はアマゾナス連邦大学文学部日本語科の卒業生であるが、日本語能力はN3-4レベル。そのため日本語教育経験が豊富なネイティブスピーカーの支援を必要としており、本要請に至った。受入日系団体である西部アマゾン日伯協会の日本語学校においても現地教師への指導法に関する助言が求められている。更に、西部アマゾン地方の他の地域(ボアビスタ市、ポルトベーリョ市、パリンチンス市、サーレス移住地)にある日本語教育機関へ巡回出張し、現地教師への指導や情報交換を行うことも要望されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
受入日系団体、及び配属機関と協力し、主に以下の活動を行う。
1. 配属機関の現地日本語教師へ指導法等に関する助言を行う。また母語話者教師として現地教師による授業を支援する。(毎週月水金7-16時)
2. 配属機関の日本文化に関するイベント企画を支援する。また、生徒への日本文化紹介を行う。
3. 西部アマゾン日伯協会日本語学校の日本語講座にて学習者への日本語指導、及び現地教師への指導法に関する助言を行う(毎週火木19-21時、土曜8-17時)
4. 西部アマゾン地方(ボアビスタ市、ポルトベーリョ市、パリンチンス市等)の日本語教育機関への巡回指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
『みんなの日本語初級1』『まるごと(りかいA1、活動A1)』『ことばな1-6』、視聴覚室、タブレット端末、他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 現地教師8名(うち日系1名、日本語N4-N3レベル、教師歴1-5年)
配属機関活動対象者: 上記現地教師8名、中学生850名(ほぼ全員非日系、うち男性400名、日本語N5未満)
受入先活動対象者: 学習者約700名(日系比率約20%、6歳-60代、N5 未満-N3レベル)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:現地教師へ指導するため
[参考情報]:
・海外での日本語教育活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
主な活動先は配属機関の公立中学校であるが、平日夜間及び週末は受入日系団体若しくは西部アマゾン地方各地の日本語教育機関での活動も行う。
7月下旬派遣予定。