2020年度 1回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SA03020103)
募集終了

国名
ミャンマー
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 6ヵ月
派遣時期
2020年10月から
実験室の様子 実験室の様子 実験室の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・灌漑省

2)配属機関名(日本語)

マンダレー獣医診断研究所(MVDL)

3)任地( マンダレー市 ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は主にミャンマー北部地域を対象とし、家畜疾病の診断と予防措置、畜産品の安全性検査や品質管理指導、家畜・畜産品・飼料の輸出入検査・検疫などを行う行政機関である。職員数は獣医師を中心に15名程度。マンダレー市街地から車で30分程度離れた郊外に位置している。配属先ではJICA技術協力による「口蹄疫対策のための組織能力強化」プロジェクトが実施されており、MVDLではマンダレー地域における家畜疾病の類症鑑別、サンプリング、疫学調査の改善が期待されている。またヤンゴンでは、無償資金協力による口蹄疫ワクチン生産施設の整備も進められている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では家畜疾病の診断(検死)およびその結果に基づく防疫対策の実施が主要業務のひとつとなっているが、系統的な病理学的診断の知識と経験が不足しているため正確な診断が行えず、対策の有効性にも限界を生じている。そのため、シニア海外協力隊またはシニア海外協力隊員の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

担当獣医師と共に以下の業務にあたりつつ、技術移転に取り組む。
・管轄地域における疾病調査を検体を肉眼および組織病理学的に検索し、疾病診断を行う。
(標本作成、顕微鏡観察、病名の診断、診断記録の整理など)
※扱う家畜は主に鶏、牛、豚

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ミクロトーム、染色用ガラス容器、顕微鏡(メイジテクノ社製など複数台)、試薬一式、その他PCR機材、細菌学・寄生虫学診断のための機材もあり

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・所長以下、管理職・研究員10名程度
(獣医師資格あり、ほぼ全て女性)
・その他技官・職員 5名程度

活動対象者:
・担当研究員(30代女性、獣医師、勤続10年程度)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:臨床経験に基づく指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(13.4~38.4℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先内の職員住宅、もしくは市街地のホテルに居住する(市街地に居住する場合、通勤時間は片道30分~1時間程度)。
派遣時期は10月中旬。