要請番号(SA04820105)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ナショナルプラントプロテクションセンター昆虫課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業省傘下の組織で、昆虫学課、植物病理学課、植物防疫課、害虫監視課などを有する。隊員が配属予定の昆虫課は、1984年にEUの支援で始動し、主に害虫及び益虫の調査、特定、標本や、害虫対策等を実施している。加えて、地方の関係組織や農民に対する指導的役割も担っている。センターの人員は15名で年間予算は約2900万円である。勤務時間は9時~17時(冬季は9時~16時)。
尚、当国の農業分野ではJICA技プロ「中西部地域園芸農業振興プロジェクト」を実施中(2016~2021)である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは就労人口の多くが農業に従事しており、とりわけ、ブータン国民の主食である米を作る稲作は重要な位置を占めている。配属先は国内の主要農作物を害虫被害等から守るため、フィールド調査や農民に対する害虫対策を指導しているが、現在昆虫課は2名しかおらず、稲作の害虫対策は十分に実施できていない。近年、ウンカやヨトウ等による被害が発生しており、日本から経験豊富なJICA海外協力隊員が派遣され、即戦力として活動することが期待され、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. イネの害虫調査、特定を行う。
2. イネの害虫に対する効果的なモニタリングに関する指導・助言を行う。
3. イネの害虫に対する効果的な対策に関する指導・助言を行う。
4. 上記1~3に関する資料、レポート等の作成を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
昆虫飼育室(机、椅子、顕微鏡、昆虫標本作成の道具)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 15名(うち昆虫課は下記2名)
・昆虫学者(男性、豪にて博士号取得済)
・昆虫学者(20代男性、学士号取得済)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:即戦力として活動するため
[参考情報]:
・イネの害虫に関する知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・活動期間は2020年7月末頃から11か月間