2020年度 1回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SA11520140)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
D226 動力発電技術
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2020年8月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

コスラエ公共事業局

2)配属機関名(日本語)

コスラエ公共事業局 トフォル発電所

3)任地( コスラエ州トフォル ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

コスラエ公共事業局は、1992年に設立され、現在コスラエ州の電力発電と電力供給を担っている。2018年度の年間予算は、約300万米ドル(3.3億円)。JICAは、無償資金協力「コスラエ州電力セクター改善計画」(2019年4月完工)、および技術協力プロジェクトの「大洋州地域ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」(2017年4月~2022年3月)で同配属先に協力している。トフォル発電所では、現在3基のディーゼル発電機が運転中であり、発電可能要領合計1,800kW、年間総発電力量は約11,000MkWhである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスラエ公共事業局の電力部門では、既存設備の老朽化に伴う課題が多く、設備の早急な入れ替えの必要性が確認されていた。そのため、JICAに対し無償資金協力「コスラエ州電力セクタ―改善計画」が要請され、2019年3月に600kwのディーゼル発電機2基が設置された発電所が完工した。すでに新規発電機2基が稼働しているが、上記プロジェクト内でOJTを受けた現地職員数は少なく、その運営・維持並びにトラブルシューティングに係る現地職員に知識と技術が十分に共有されていない。そのため、ボランティアには研修を受けた職員と共に、現地職員向けの研修をOJT形式で実施することで、配属先職員全体の能力向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と協働し、On the Job Training形式で以下の活動を行う
1.現地職員へディーゼル発電機の保守・管理、運営にかかわる技術指導
2.既存の発電システムにかかわる職員能力の向上の支援
3.トラブルシューティング対応

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

600kWディーゼル発電機(Nishisiba NTAKL-DC)2機、工具、テスター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚及び活動対象者
ゼネラルマネージャー 男性 経験年数20年以上(ディーゼル発電に係る実務経験無し)
エンジニア 男性 ディーゼル発電に係る機械関係の経験年数17年
発電所オペレーター 男性 ディーゼル発電に係るオペレター経験年数25年
活動対象者
ディーゼル発電に係る現地職員約10名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:職員に対する指導に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

通勤・生活などでは、徒歩及びタクシーの利用(費用は自己負担)となるが、自家用車があったほうが便利であり、その場合、自身での購入及び日本の普通自動車免許が必要。2020年8月中旬の派遣を予定。