要請番号(SA75420143)
募集終了
2020年8月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保護省
2)配属機関名(日本語)
タジク国立医科大学
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都に位置する国立の医科大学で、5つの学部と63の学科・研究科から成る。年間予算は約1.8億円。公衆衛生学部には、国内で唯一となる6年間の公衆衛生学課程があり、約300名の学生が在籍している。卒業生は1年間のインターンシップを経て、病院や衛生統計センター等で活躍することが期待されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
旧ソ連の影響を色濃く残すタジキスタンの医療は、患者の病気を治す治療に重点が置かれているが、近年は、国民の健康の保持・増進と疾病予防の重要性が高まっており、政府は公衆衛生に携わる人材育成の強化に取り組んでいる。配属先の医科大学は、6年間の公衆衛生学課程を提供しており、学生は一般科目を4年間学んだ後に、疫学、公衆衛生学、衛生学から専攻をひとつ選び2年間の専門教育を受ける。同大学は、将来的に医療経済や医療安全等の医療管理の指導科目を充実させたいと考えているが、タジキスタンでは新しい分野であるため、十分な知識と指導経験を有する教員が限られている。公衆衛生学課程の質の向上を目指し、特に医療管理に関する指導内容の充実を図る。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.タジキスタンの公衆衛生専門職に期待される資質やコンピテンシー、医療管理に関する既存の研修コース等を分析する。
2.日本の経験を踏まえ、公衆衛生課程の医療管理に関する専門科目と指導内容について、提案・助言をする(学生対象の授業は担当しない)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、活動に必要な諸機材。
4)配属先同僚及び活動対象者
・公衆衛生学部の准教授など教師陣:40~60代(経験15年以上)
・主なカウンターパート:公衆衛生学部・講師(公衆衛生分野の修士号所持)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚と同等レベルが求められるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・JICA海外協力隊経験があれば望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期: 8月下旬