要請番号(SA75420148)
募集終了
2020年8月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保護省
2)配属機関名(日本語)
義肢装具製作所
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都に位置し、義肢装具の製作やリハビリテーションを提供する専門施設で、地方にも3つの支部を構える。患者は全国から訪れ、子どもから成人まで年齢層は幅広い。施設内の3つのワークショップでは、義肢、整形靴、歩行補助用具、コルセット等をオーダーメイドで製作しており、身体への適合調整やリハビリテーションのための入所施設も備える。新たな試みとして、近隣コミュニティへの訪問サービスに力を入れたいと考えている。職員は、技師や理学療法士など77名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タジキスタンでは、人口増加や生活習慣の変化、交通事故の増加等により、身体に障害がある人の数が増えていると言われており、義肢装具やリハビリテーションのニーズが高まっている。配属先は、国内で唯一、オーダーメイドで義肢装具を製作・提供する公的機関として、こうしたニーズに応えるべく努めているが、国内で入手できる材料が限られているほか、技師の知識や技術はアップデートできておらず、製作する義肢装具は必ずしも品質が高いとは言えない。患者への負担を軽減し、個々の身体特性や生活事情等を考慮した質の高い義肢装具を提供できるよう、先進的な知識と技術を導入し、技術力の向上を図るため、JICA海外協力隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.勉強会等をとおして義肢装具製作を担う同僚技師への技術指導を行う。
2.義肢装具製作における日本の先進的な知識と技術を紹介する。
3.義肢装具の製作プロセス(材料、機材、設計方法、製作方法など)を評価し、改善に向けた提案をする。
4.同僚と一緒に近隣コミュニティへの訪問サービスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プロジェクター、視聴覚機材、義肢装具製作に必要な諸機材(ポリプロピレン製作用オーブン、スポンジ・ラバー・オーブン、各種研磨機、吸引器)
4)配属先同僚及び活動対象者
計18名、年齢20~40代、実務経験5~30年。
・義肢装具製作スペシャリスト9名:主たるカウンターパート
・義肢装具製作アシスタント4名
・理学療法士1名:主たるカウンターパート
・理学療法アシスタント3名
・整形外科医1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(義肢装具士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・JICA海外協力隊経験があれば望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期: 8月下旬