要請番号(NS30922D02)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コパスル 南マットグロッソ農業協同組合
2)配属機関名(日本語)
コパスル 南マットグロッソ農業協同組合
日系社会
3)任地( 南マットグロッソ州ナヴィライ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1978年に創立した日系農協で、ナヴィライ市に本部、周辺地域19か所に穀物サイロや支部を有する。主な事業は綿紡績とキャッサバ粉生産で、組合員数1896、従業員712名。ブラジル26州の内20州に顧客を持ち、2021年度の年間売り上げは708億円。現在、紡績工場を増設中で、紡績部門の従業員を70名増員予定であり、地元の雇用創出にも大きく貢献している。また地域の日系団体、医療機関への支援、環境保全、青少年へのスポーツ振興にも積極的に取り組み、地域社会で重要な役割を担っている。初代隊員は2020年3月まで現地で活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では複数の幹部職員、所員がJICA日系研修を受けた経験があり、生産性及び品質向上のためトヨタ生産方式を導入することを目的に初代の隊員要請が挙げられた。初代隊員は豊富な経験を基に充実した活動を実施し、また隊員帰国後も同配属先内では改善を目指し作業が続けられたが、特にキャッサバ粉生産と紡績の部門で専門的知識を持つ隊員の更なる指導が必要との判断から、今回の後任要請に至った。配属先の現在の課題は、作業工程におけるノウハウの確立と維持、従業員達の改善意識の向上、現場における問題点の正しい認識、問題発生時の原因解明、事故予防、となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う。※活動時間は月-金 7:00-11:00/13:00-17:00
1. 紡績とキャッサバ粉生産ラインの視察、モニタリングを行い生産フローを理解し、トヨタ生産方式の研修システムを構築する。
2. 品質管理システム、労働安全管理、メンテナンス部門の会議に参加し、日本のモノづくりについて指導する。
3. コパスル各部門の改善プロジェクトに参加する。
4. 配属先の生産体制にトヨタ生産方式を応用するために必要なデータを収集し管理する。
5. トヨタ生産方式を適用し維持するための短期・長期の戦略的活動計画の策定を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務用デスク、ノートブックパソコン、会議室、事務用品、プリンター、WIFI、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(50歳代日系男性、配属先責任者、経験8年)、同僚(30歳代日系男性、品質管理部、経験5年)、同僚(20歳代日系女性、通訳、経験2年)
活動対象者:
紡績工場とキャッサバ粉工場の従業員約350名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づいた指導が求められる
[参考情報]:
・トヨタ生産方式の知識と経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)