2021年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL00621C02)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G231 デザイン
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

工業省

2)配属機関名(日本語)

森林・プランテーション生産物産業部

3)任地( ジャカルタ首都特別州 南ジャカルタ市 ) JICA事務所の所在地( 中央ジャカルタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

工業省では、国家産業開発マスタープラン(2015-2035)で1.天然資源付加価値向上、2.産業構造の強化、3.グローバル市場における競争力強化の3点を掲げ、国内産業の活性化を進めている。配属先は工業省本省内にあり、森林やプランテーションで生産された原材料を用いた産業の促進を担う部局。協力隊員は木材・籐・繊維生産物産業課に配属予定。当該課の年間事業予算約5千万円、職員数7名。工業省本省では2019年7月までシニアボランティア(マーケティング)が活動していた他、地方の金属工業開発センターでもシニアボランティア(金属加工)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

インドネシアは、籐や木材等、家具の原材料となる自然資源に恵まれているが、それら資源の付加価値向上が達成されておらず、家具の輸出による収益はベトナムやマレーシア等にも劣っている。籐や木工家具生産の分野では、熟練した人的資源の乏しさ、マーケットへのアクセスの悪さ等の問題もあるものの、付加価値を高めるためのデザインの重要性が生産者の間に認識されていない事も問題の一つとなっている。このため、配属先では、特に籐や木工家具・製品を生産する中小企業を中心に、デザインの重要性を認識してもらうとともに、良質なデザインの提供により、籐・木工家具産業の活性化を図り、国際競争力を高めたい意向があり、協力が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 国内の籐家具・木工家具デザインの現状調査・分析を実施する。
2. 国際市場に通用する籐家具・木工家具のデザインを、生産企業等に提供する。
3. 籐家具・木工家具生産企業に対しデザインの重要性を認識してもらうためのセミナー等の実施を支援する。
4. 籐家具・木工家具生産者とデザイナーの連携を強化するための体制の整備に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務エリア (机、椅子、パソコン、プリンター等含む)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
課長:50代 男性
その他木材・籐・繊維生産物産業課職員7名
活動対象者:
家具デザイン協会会員(登録デザイナー200名程度)、各地の家具生産企業関係者

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:当国での受入に必要

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:専門的かつ幅広い知識・経験が必要

[参考情報]:

 ・籐家具及び木工家具デザインの経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。