2022年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL00922D02)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
D230 電気・電子機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
校舎 校舎

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源省

2)配属機関名(日本語)

産業訓練校(ILP)ブキットカティル校

3)任地( マラッカ州ブキットカティル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当産業訓練校は1989年に設立した高校卒業生対象の職業訓練校である。当校はメカトロニクス、機械、溶接、電気、プラスティック、工業用計器の6コースから構成され、講師数約100名、生徒総数約450名である。9月、3月に入学時期があり、修業期間2年で2学期制、理論と実習は3:7の割合で1400時間の訓練を実施している。メカトロニクスコースは2016年に開設され、各入学時期の1クラスあたりの生徒数は約20名である。2004年に化学工業の隊員が派遣実績があり、その後2022年よりシニア海外協力隊(電気・電子機器)が活動中であり、講師に向けたPLCコース実施や教材作成に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当コースは2016年度からスタートした2年制の比較的新しいコースである。当国には日系をはじめ多くの外国籍の製造業が進出しており、ILPの卒業生に対する期待は大きいが、指導する講師の知識・経験レベルが不足しているため、産業側が求める人材の輩出が難しくなっているのが実情である。訓練内容の見直し、講師の知識レベルを向上させ、より高度な技術や知識を得ることにより、即戦力になる卒業生を産業へ輩出させるべく、引き続きシニア海外協力隊の要請に至った。また、限られた機材での効果的な訓練実施についても期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. メカトロニクスコースの講師を対象に、カリキュラム内容に沿った授業がより効果的になるよう支援する。
2. 講師を対象に最新のオートメーション・ロボット技術の紹介およびワークショップを開催する。
3. 生徒に対し、産業側のニーズに適した人材となるよう、課外授業やワークショップの支援をする。
4. 訓練に必要な機材導入に向けたアドバイスを行う。
5. 産業訓練校のプログラムが促進するよう、工場実習先、就職先候補になる当地の企業や地域社会との関係構築を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Pneumatic Training System (FESTO/ TP 101), Hydraulic Training System (POWER AIR), その他特記事項参照

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学科長1名(女性、経験19年)
同僚5名(男性2名、女性3名、年齢30-40代、経験14-19年)、

活動対象者:生徒(17-30代男女、約55名)
※COVID-19の影響で入学者を限定。以前は約80名。

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:幅広い経験が求められる

[参考情報]:

 ・3年以上の指導経験(企業の教育訓練も)可

 ・専門学校卒以上であることが必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

COVID-19の影響により、「予定されている活動内容」に変更が生じる可能性がある。
その他使用機材:Programmable Ligic Controller (Omron PLC CP1E及びCJ1M), MPS Individual Training System (MTAB/ MAPS)