要請番号(SL01822D01)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チェンライパニャヌクーン学校
3)任地( チェンライ県ムアンチェンライ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイ北部のチェンライ県にある配属先は、タイ全国に19ある知的障害者を対象にした全寮制の学校の一つである。職員数は約80名、生徒は知的障害や自閉症の5歳から18歳の約400名となっている。授業では、算数や理科などの普通科目のほかに、農業、料理、サービス、工場などの職業訓練を実施しており、学校敷地内においてコーヒーや紅茶を栽培している。また、職業訓練の一環として、近隣にあるワットローンクーン(チェンライ県の中でも有名な観光地)のそばでカフェを経営し、生徒たちが働いている。これまでに同校へのJICA海外協力隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には、約400名の児童・生徒が在籍しており、それぞれの障害や年齢に応じたクラス分けがなされているが、知的障害や自閉症の生徒のクラス分けやレベル分けの方法、年齢による指導方法について改善の余地があると考えている。そのため、日本の障害児教育の内容を学び、学校での教育サポートの質を向上させていくことを目指し、JICA海外協力隊の要請に至った。特に、自閉症児への対応について、同僚教員らとともに授業を実施しながらの助言・指導が求められている。また、日本における障害児教育について紹介し、同僚らとともに意見交換をすることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.自閉症クラスの授業や生徒対応について、自身の経験をもとに助言をする。
2.知的障害や自閉症の子供たちに対する自身が経験してきた教育手法や教授法を紹介する。
3.同僚教員と意見交換をし、効果的な教育サポートの実践を目指す。
4.職業訓練や学外のカフェの運営に関して、助言・支援する。
5.学校生活の様々な場面で生徒とコミュニケーションを取り、生徒の社会性を育む一助となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品(机・いす・PC・プリンター)、教室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教職員 約80名
校長 男性50歳代 副校長 女性2名
活動対象者:5歳から18歳の児童・生徒 約400名
(80%が知的障害、約30名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:(教員経験)15年以上 備考:同僚に助言するため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・知的障害・自閉症の子どもへの対応経験があること。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日常生活、活動上タイ語の習得は必須。住居は学校敷地内となり、児童・生徒に加え、職員も居住している。
2学期制(5月-10月、11月-3月)