2022年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL02422C01)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G215 学芸員
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

情報文化観光省

2)配属機関名(日本語)

ルアンパバーン国立博物館

3)任地( ルアンパバーン県ルアンパバーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1995年にユネスコ世界文化遺産に登録された古都ルアンパバーンに位置し、寺院や歴史的町並みの残る文化遺産地区の中心部に所在する。ラオスでは観光業を重要な産業と位置付け、2018年はVisit Laos Yearとして観光振興を進めている。配属先であるルアンパーバン国立博物館は1909年に建築された旧王宮を使用しており歴史的・文化的に重量な陶磁器、王族・民族衣装、装飾品、家具、食器、ガラス・金属工芸品、楽器、絵画、写真、王族携行品等、5万点以上を収蔵し、展示を行っている。これまでに5名の協力隊員(写真・考古学)、1名のシニア海外ボランティア(SV) (写真・ネガ保存)が活動をしてきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はランサーン王国時代を中心に、歴史的にも貴重な資料・収蔵品を数多く保有するラオス国内でも重要な博物館の一つである。ラオスには学芸員の制度はなく、博物館学や考古学の専門家も極めて少ない中、博物館スタッフへの学芸員としての知識や技術習得の機会は限られており、収蔵品を良好な状態で保存し、また魅力ある展示に活用するための支援が必要とされている。前任者のシニア海外ボランティア(SV)(写真・ネガ保存(2013年1月帰国済))は、博物館で手つかずであった写真類数万点の保存処置とデータ化に貢献した。これらの収蔵品を含め、他未整理の考古、工芸、染色、仏教関連品、金属工芸品等、総合的な収蔵計画、データベース化への支援や、より魅力的な博物館にするための企画・提案等への協力が求められ、改めて要請が為された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協議をし、下記の中で実施可能な活動を実施する。
1. 収蔵品・歴史資料の収蔵と保管・管理に関する助言・指導を行う。
2. 魅力的な博物館にするため、企画展示の提案や展示の工夫への助言を行う。
3. 博物館の広報・運営に係る助言・指導を行う。

※コロナの感染状況次第で変更が有り得る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、プリンター、スキャナー、デジタルカメラ等

4)配属先同僚及び活動対象者

・館長(男性、40代)
・同僚(女性、40代、カウンターパート予定者)
・総館員数 37名(男性19名、女性18名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はラオ語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(学芸員)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づいた指導が必要な為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】