要請番号(SL02422D02)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立保健科学大学医療技術学部
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスの5つの国立大学の一つ保健科学大学は2008年に設立され、医療従事者を養成する唯一の大学である。医学部・薬学部・歯学部・保健学部・看護学部・医療技術学部の6学部と調査教育開発研究所から成る。医療技術学部内には臨床検査・理学療法・診療放射線・義肢装具の4学科に現在4学年550名の学生が在籍中。医療従事者の質向上のための教育カリキュラムの開発と医療技術、保健サービスに特化した学術研究も行っている。配属先の臨床検査学科については1999年から2001年に医療技術学部の前身である保健科学短期大学の臨床検査技師コースに2名の隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオスにおける医療レベルは依然として低く、医療現場スタッフの質とともに、医療教育機関における質の向上は国の重要課題の一つとなっている。2008年に設立された新しい大学である配属先でも学部の教員数と指導力が限られており、海外から教員を招聘するなどして質の水準を保つ努力をしている。将来各地の大学・病院の検査室で中心的役割を果たす人材を育成する医療技術学部では教育の質向上のため、検査室システムの改造を含めた能力強化プロジェクトを計画している。教員の指導力向上、学生の理解促進のために専門知識と経験を有する隊員への期待は高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.臨床検査技術に関わる科目についての授業
2.実習室での技術のサポートと検査実習授業
3.教員の指導力を高めるためのアドバイスやワークショップ開催
4.教材改良の支援
備考 : 学生への指導はラオス語が望ましいが、同僚の通訳を介して英語で行うことも可能である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスク、椅子、教材、実習室器具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート:学科長 男性 50代 修士(臨床検査学) 33年の教育経験
その他教員 男性2名 修士 13年~21年の教育経験
活動対象者: 教員、学部学生
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(臨床検査技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:学生・同僚への指導を行うため
(実務経験)15年以上 備考:同僚の経験年数が長いため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
医療専門分野の知識(生化学、血液学、病理学、医動物学 等)必須。
指導経験より、検査室での実務経験の方を重視する。