要請番号(SL02423D03)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
情報文化観光省
2)配属機関名(日本語)
ラオス国立博物館
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1980年にラオス革命展示ホールとして設立。2000年に現在の名称に変更され、ラオスの歴史的遺産についての調査・収蔵・プロモーションに携わる主な機関の一つである。職員数は30名。2017年にビエンチャン中心部より約6キロ離れた場所に移転した。新博物館は130,000点以上の収蔵品を所有し、先史時代から現代に至るまでのラオス歴史文化遺産の修復作業、保護、展示を行うことで学生や研究者のみならず、ラオス国民そして海外からの訪問客すべてにとっての学びの場所を提供することが期待されている。現在は3代目にあたるJICA海外協力隊(学芸員)がシニア隊員として展示方法や収蔵品整理、広報など包括的に活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は歴史的に貴重な収蔵品や資料を保有する国内でも重要な博物館の一つである。ラオスでは博物学、考古学の専門家がまだ少なく、博物館員の知識も限られ、学芸員として必要な知識を学ぶ機会が十分にないのが現状である。現在派遣されている隊員(学芸員)はより魅力的な展示や効果的な広報、収蔵品の適切な維持管理、展示内容に関連した教育プログラムの充実面で支援を行っている。
2017年に現在の場所に移転したものの、収蔵品の再整理、展示室の設置、周辺設備・環境整備など現在も継続中であり、同時並行して管理・運営面での博物館員への指導・助言が必要とされている。また、魅力的な施設づくりおよび広報への協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協議し、下記の中で可能な活動を実施する。
1. 収蔵品・資料の保管や管理についての指導
2. 保管・記録・モニターシステムの再編成
3. 収蔵品目録のデータベース化への支援
4. 展示方法の改善についての指導・助言
5. 広報・運営についての助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC, プリンター、スキャナー、デスク
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート候補
・教育・来館者サービス部門長(男性40代)、他1名(30代男性)
配属先同僚:10名
活動対象者:博物館員(収蔵品管理・保存部門、展示部門、教育・サービス部門)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づいた指導・助言が必要
[参考情報]:
・写真保存の技術があればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
実際は現地語の使用が多いため、派遣前訓練および赴任後にラオス語の訓練を行う。