要請番号(SL04522C01)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
食糧・農牧業・軽工業省
2)配属機関名(日本語)
中小企業支援センター
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2009年のウランバートル市の市議会により、同市内の中小企業を支援する目的で設立された。中小企業の生産率の向上及び市場競争力強化に貢献するために、①海外企業とのプロジェクト連携、②海外販路開拓による輸出振興、③マーケテイングによる市場分析、④営業サービス・品質改善等の多岐に渡る活動を展開している。配属先は営業企画課、プロジェクト・イノベーション課、マーケテイング課、国際交流課の4課で構成されており、中小企業の発展に向けて包括的に取り組んでいる他、将来的に同区中小企業と日本企業の連携を起点に日本市場進出を狙うモンゴル中小企業からの相談にも応じている(年間予算:2億7千万円程度)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルで中小企業に関連する労働人口は100万人程度であり、総労働市場の72%を占めている。その多くの労働者はカシミヤ生産などの農林牧畜業に従事し、近年では石炭・銅を中心とした鉱工業産業の成長がモンゴルの経済を支えている。他方、モンゴルでは産業の多角化が喫緊の課題となっており、新規産業開拓に向けて中小企業へ助言できる人材が枯渇している。配属先が対応する中小企業からの相談の多くは市場分析による販路開拓に関するものが多い。したがって配属先と連携し、中小企業の企業活動が活発になるようマーケテイングによる助言ができる人材派遣の要請が挙がった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ウランバートル市の事務所にて、同僚と連携して以下のマーケティングに関連する助言活動を行う。
1. 販路開拓への取り組みを支援する。
2. 企業研修・相談会等を実施する。
3. 輸出入事業における市場調査活動を実施する。
4. モンゴル中小企業と日本企業との連携を支援する。
5. その他、配属先に求められる活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、什器、プロジェクター、研修機材等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:国際交流課 課長50代_男性(日本語可)、以下同僚17名。博士課程、修士課程保持者。
活動対象者:上記、同僚に加えて、ウランバートル市内中小企業関連事業者約20,000人。1回の企業研修では30名程度が参加予定。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚との学力水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づく活動内容であるため
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
[参考情報]:
・マーケテイング分野での経験が必須である。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
モンゴル日本人材開発センタービジネス人材育成・交流拠点機能強化プロジェクトフェーズ2(2022年4月~2025年4月)が展開中である。