2023年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL04523D01)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
E111 電力
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

エネルギー省

2)配属機関名(日本語)

国家中央給電指令所(NDC)

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家中央給電指令所(通称NDC)は2001年8月1日に設立された。モンゴルにおけるエネルギーシステムの需要と供給のバランスを調整し、電力システムの安定した運用を目指している。電力システム解析をおこなうとともに、電力の安定化に向け、電力システム計画を策定している。従業員総数120名、エンジニア149名である。2022年よりJICAでは「モンゴル国再生可能エネルギー導入拡大に向けた電力系統安定化プロジェクト」の活動が行われている。年間予算は18億MNT(約7千万円)程度。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はモンゴル国内で電力給電を担う組織であり、送配電ロスは電力システムの効率性と経済性に直結しており、その削減は重要な課題となっている。送配電ロスの発生原因やパターンを明らかにし、効果的な削減策が求められている。加えて電力システムの安定性は、安全かつ信頼性の高い電力供給を確保する上で不可欠であることから、適切な機材の点検、保守、修理、交換が必要である。こうした課題に対して、送配電ロス低減のための調査、分析に対する助言及び機材の保守管理ができる人材派遣が求められて今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協働の上、以下の活動を行う。
1.電力システムにおける送配電ロス低減のための調査、分析を実施して、送配電ロスの削減に向け助言を行う。
2.電力システムの安定に向け、機材の保守管理体制の改善に貢献する。
3.その他配属先同僚からの要請に応じて活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、机、椅子、キャビネット等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:計画部門長(40代男性・経験22年)/システムエンジニア(30代男性、PhD、経験12年)

活動対象者:給電所施設内エンジニアスタッフ(100名)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:配属先同僚の学歴に合わせるため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:高度な技術が要求されるため

[参考情報]:

 ・給電所の実務経験が必須である。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

関連事業:2022年より技プロ「モンゴル国再生可能エネルギー導入拡大に向けた電力系統安定化プロジェクト」