2021年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL06021C02)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

警察本部 車両管理部

3)任地( 第3州カトマンズ郡カトマンズ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属機関は警察車両の整備・管理を実施し、整備士に対し自動車整備指導や警察官対象に要人車両先導等の訓練を実施する部署である。地方5ヶ所の車両整備施設を統括する警察車両管理の拠点として設立された。地方の支所には、それぞれ自動車整備士が配置され、これらの支所と連携することによって、警察車両の効率的な管理を実施しようとしている。年間予算は約4000万円。ネパール警察には、自動車整備隊員の他、交通安全指導や武道指導等のJICA海外協力隊が多数派遣された実績があり、現在も継続している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属機関では、3代目SVが、技術トレーニングと合わせて、応急的な処理でとりあえず動けばいいとする修理方法を改善するために、正しい作業方法、正しい工具の使用方法、及びメンテナンス、保管方法を指導した。また、効率的な車両管理を実施するために、車両管理部の業務分析、システムの管理内容・方法を提案し、修理記録、車両配車、メンテナンス実施時期等を管理するデーターシステムを構築した。今般、警察車両の導入が急激に増加していることから、導入した機材及びデーターベース・システムの有効活用のために継続して後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

前任者の活動を引継ぎながら、状況に応じた活動を配属先と協議して進める。
1.現場メカニックに対し、故障診断や正しい作業ができるよう技術トレーニングの実施。
2.技術オフィサーに対し、現場指導力の向上のために、現状に即したトレーニングの実施。
3.工具・機材の適切な使用、メンテナンス・保管方法の徹底を目指す。
4.警察車両管理の充実を図るため、データベースシステムの有効活用に向けた助言、等。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トロリータイプ工具箱(スパナ、レンチ等)、アーク溶接機(GEY400)、キャブレター(小型の二輪車装着、100台程度)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
スタッフは男性のみ。
部長(50代)、Kamlendra氏(30代)を同僚として業務にあたる。

活動対象者:
警察官、車両技術者(18~50代)多数。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:先方の要請

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

対象車両は多種にわたる。主にインド製Tata社TL、Mahindra社Bolero、Eicher社やトヨタ、日産、スズキ等の四輪の他、Bajaj社、HeroHonda社、ヤマハ等の自動二輪。