2022年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL06022D04)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
日本学研究発表会の様子 授業中の学生たち 文化交流の一コマ(お茶会) 文化交流の一コマ(お茶会) 文化交流の一コマ(お茶会)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学技術省

2)配属機関名(日本語)

トリブバン大学国際言語キャンパス日本語学科

3)任地( 第3州カトマンズ郡カトマンズ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は、ネパールで最初に設立された大学で15万人以上の学生が在籍する総合大学である。同大学の本拠地はカトマンズ近郊のキルティプール市にあるが、ネパール各所に各学部キャンパスが点在している。国際言語キャンパスはカトマンズ市内中心部に位置しており、日本語学科のほか英語・仏語・西語・露語等10言語を履修する学科がある。配属先の予算は3,000万円。日本語学科へのJICA海外協力隊の配属は初代となるが、キャンパス内にネパール日本語教師協会(JALTAN:Japanese Language Teachers Association in Nepal)の事務局があり、JALTANには過去に日本語教育のシニア海外協力隊が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学には、3年制の日本語コース(6セメスター:120時間×4、480時間×2)があるが、学位の取得ができない。学年が進むにつれ学生が減少し、日本語や日本文化に関する専門性の高い人材が育っていないことから、2023年2月より4年制の学士コースを開設予定である。現在、カリキュラムと1年次シラバスは完成し、大学の承認を得ているが、今後1年次シラバスの見直し、2年次以降のシラバスや副教材の作成が必要である。しかし学士コース開設の経験がある教師がおらず、今回の隊員要請につながった。また、日本の特定技能外国人の受入れ開始を機に、ネパールで日本語学校が急増しているが、授業の質が高いとはいえない学校も多い。よって、現地日本語学校の教師を含め、同国内のネパール人日本語教師の教授力向上に向け、隊員がJALTANや国際交流基金日本語専門家と協力することも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

【学士コース】
・学士コースにおける授業(週15時間程度)・シラバスの見直し及び作成、副教材の開発(4年次まででN2レベルを目指す)
・日本語関連行事の企画・運営・日本文化紹介
【日本語コース】
可能であれば研究授業(ネパール人教師育成のための公開授業等)及び副教材開発
【ネパール日本語教師協会との協力事業】
・ネパール日本語教師協会主催・共催のセミナー等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学士コース1年目は「みんなの日本語」を使用。2年次以降は今後検討予定。その他、デスクトップPC、机など。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 学科長 日本人 40代 男性(経験18年)、日本語学科教師 日本人2名(経験20年及び3年。1名はオンライン対応)、ネパール人日本語教師5名(N2レベル、非常勤、留学経験無し、日本語コース担当)、ネパール人日本語教師1名(採用予定、留学経験あり日本語教師経験なし、学士コース担当)、活動対象者:学士コース生徒(1クラス20名程度)、ネパール人日本語教師、等

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)人文科学 備考:大学からの要請

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:大学からの要請

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】