要請番号(SL06026C01)
募集終了
| ・2026/3 ・2027/1 ・2027/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・人口省
2)配属機関名(日本語)
マトリシス・ミテリ州立病院
3)任地( ガンダキ州カスキ郡ポカラ市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ヒマラヤ山麓や湖に囲まれたネパールで最も有名な観光地であるポカラ市に位置するマトリシス・ミテリ州立病院である。病院名は「母子友好」を意味し、その名の通り、診療内容は産婦人科をメインとし、ほか母子に関わらず受診が可能な内科、歯科、外科などが設置されている。ネパールは近年助産師資格が設置された国であり、産前産後ケアは黎明期の段階であるが、同病院では母子保健に関わるJIICA草の根技術協力事業が実施されたことにより、産前産後ケアに関して先進的な公立病院となっている。1日あたりの妊婦健診数は30~40件であり、年間分娩数は約600件。職員数は122名(うち医師20名、看護師約30名)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マトリシス・ミテリ州立病院では、JIICA草の根技術協力事業により、現地の状況に合わせた母子手帳が作成され、現在、母子手帳を用いながら妊娠時の健康教育から子どもの予防接種まで、継続的なケアが実施されている。また、合わせて母乳育児のための乳房ケアも導入された。これら新たな取組は病院の新たなサービスとして定着し始めている。一方で、ネパールでは看護師が妊婦へ一方的に指導することが一般的であることから、多くの看護師が母子に対して聞き取りやカウンセリングを通して適切なアドバイスを行うことに課題を抱えている。そこで今回、母子手帳活用や乳房ケアのサポートとともに妊婦へのカウンセリングについて現場の看護師たちに直接指導できるシニア海外協力隊の派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と協力しながら、以下に取り組む。
1.看護師に対して、産前産後ケアにおける母子手帳を用いた妊・経産婦とのカウンセリングに関する助言や指導を行う。また、必要に応じて、直接、妊・経産婦へのカウンセリングを行う。
※ネパールでは助産師資格が近年設置されたばかりであり、看護師が産前産後ケアに携わっている。
2.病院に導入されている乳房ケア「川手乳房マッサージ」に関する助言・指導を行う。
3.産婦人科や新生児集中治療室で勤務する看護師の育成のために、日本での知見にもとづき、技術向上のための指導や研修を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、その他産婦人科に設置されている設備
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
看護師長(女性、30代)、看護師(女性、20代)
活動対象者:
看護師約30名および妊・経産婦
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許/資格等]:(助産師が必須)
[性別]:(女性) 備考:女性を活動対象者とするため
[学歴]:(大卒) 備考:資格取得可能な学校であればよい
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:現場指導を主な活動内容のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水源]:(安定)
【特記事項】
JICA草の根技術協力事業「ポカラ市における妊娠期から乳児期までの切れ目ないケア推進事業」(2025年5月完了)、JICA技術協力プロジェクト「母子手帳の活用による母子継続ケア改善プロジェクト」(2025年4月開始)
