要請番号(SL10622C01)
募集終了

・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産・芸術省
2)配属機関名(日本語)
南太平洋大学 農業・地理・環境・海洋・自然科学部 海洋学科
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南太平洋大学(USP)は1968年に地域島嶼国12か国によって設立された総合大学で、経済学、商業・経営学、IC・理工学、法学、人文・教育学と、農業・地理・環境・海洋・自然科学(SEGEONS)の6学部を有する域内最高水準の高等教育機関である。SAGEONSには4つの学科があり、そのうちの1つである海洋学科では、水産加工、養殖、資源管理、海洋生物保護等の水産および海洋全般に関わる教育、研究が行われている。専門家、ボランティアの派遣、JICAによるICT設備支援の他、本邦研修生も多く輩出しており、日本との関係は深い。HP:https://www.usp.ac.fj/discipline-of-marine-studies/
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーをはじめとする大洋州島嶼国では、海洋資源管理が課題の一つとなっており、政府としても養殖に力を入れて取り組んでいる。USPの海洋研究センターは日本の協力により整備が行われ、域内の水産分野の人材育成の点で需要な役割を占める研究・教育環境となっている一方で、学内の関連施設の活用や養殖分野の実験・研究活動のより一層の高度化、活性化が求められている。これまで、水産養殖での種苗供給が安定しないなどの課題に対し、シニア海外ボランティアを派遣し、種苗生産技術向上への協力が行われてきたが、引き続き施設の維持管理と技術支援、研究・教育機能のさらなる強化に向けて指導が行える人材が求められ、要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
持続可能な沿岸資源のための養殖振興実現を目標に、大学スタッフと協働で以下の養殖関連研究の実施支援を行う。
1.実験、プロジェクト用器具、種苗生産設備や資機材(水槽、水循環装置、配管等)の設置及び保守管理を行う。
2.研究や教育に向けた種苗生産管理、交配を行う。
3.学生や職員の研究・教育活動を支援する。
4.研究施設内の実験の観察やデータの収集・管理を行う。
JICAの技術協力プロジェクト「太平洋島嶼国のSDG14『海の豊かさを守ろう』プロジェクト」との連携も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
養殖タンク(100L、1トン、2トン)、水質検査キット、ポンプ、マイクロスコープ、サーモスタット等の各種計器、分析機器、ブレンダー他
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】海洋学科講師陣
・教授 1名(男性50代)
・准教授 2名(男性、女性)
・上級講師1名(男性) ・講師3名(男性2名、女性1名)
・研究室秘書(女性30代)
【活動対象者】同学科の学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)理工系 備考:大学での指導に必要
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)