要請番号(SL10622D01)
募集終了


3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産・芸術省
2)配属機関名(日本語)
フィジー国立大学人文・教育学部教育学科初等教育講座
3)任地( ラウトカ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の前身は、国内最大規模の小学校教員養成校として1978年に設立された高等教育機関である。2010年よりフィジー国立大学の傘下に組み込まれ、人文・教育学部教育学科となり、幼児教育、小学校、中学校、高等学校の教員養成を行っている。同大学は国内16か所にキャンパスを持つ総合大学であるが、教育学部はフィジー第2の都市であるラウトカ市にある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーでは、算数および数学の基礎学力向上が大きな課題となっている。現役の教師を対象とした算数・数学テストの結果、基礎数学能力が十分でない教員も多数見られるという教育省の検証結果もあり、小中高生の学力向上のみならず、教員の基礎学力、および指導力の向上を目指した改善が必要である。同大学には2013年から初代、2018年から2代目のシニア海外ボランティアが活動したほか、教育省や大学講師を本邦研修「大洋州地域における算数・数学教育教授法改善指導者養成」に派遣しているが、長期的な視野での協力が期待され、特に初等教育での「算数の教え方」については日本の教育方法を取り入れたいとして、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚講師と共に、チーム・ティーチングで以下の活動を行う。
1.初等教育講座の学生に対し、算数の教え方、数学的な思考力、判断力、表現力等の育み方を指導する。
2.初等教育における生徒主体の授業について、指導や助言を行う。
3.授業計画の立案や実施についての指導や助言を行う。
4.遠隔教育の効果的な方法について提案する。
5.日本の学校運営、学級経営について紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
初等教育担当長:50代、男性
講師:40代男性1名、40代女性1名(いずれも修士号取得)
<活動対象者>
初等教育講座学生、現地現役教員、教育省関係者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:配属先の要望
[経験]:(教員経験)15年以上 備考:講師にも指導を行うため
[参考情報]:
・できれば修士号取得が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)