2022年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL11222D01)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

公共公益事業インフラ省

2)配属機関名(日本語)

マジュロ環礁廃棄物管理公社

3)任地( マジュロ環礁 ロングアイランド地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マジュロ環礁における廃棄物管理機関として、2006年に政府出資で設立された公社である。処理対象は環礁全体であり、地区毎に週1‐2回、回収が行われている。ごみは混合排出されており、処分場で手作業で分別しているほか、粗大ごみをスクラップにしている。2018年8月より飲料用アルミ缶、ペットボトル、ガラス瓶の容器デポジット制度(CDL)が開始され、一定の収益をあげるなど順調に運用されている。また、コンポスト事業の立ち上げ、現在の処分場の拡張計画もある。その他、JICAの技術協力プロジェクトによる支援も行われており、2023年春以降には、同プロジェクトの3期目(フェーズ3)が始まる予定となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

首都マジュロでは、急速な都市化による生活様式の変化により、廃棄物が増加しており、その対策は喫緊の課題となっている。処分場に積み上げられた7万3千立方メートルを超えるゴミは、処分場容量の限界に近付いている。処分場の拡大や新処分場整備の計画はあるものの、予算措置や設置場所の問題もあり実施までには時間を要する。そこで配属先では、資源リサイクルの観点とゴミの減量化を目的とした容器デポジット制度(CDL)の実施など、様々な工夫を行っている。前任SVは、CDLの運営状況モニタリング、コンポスト事業立ち上げ支援、JICA技術協力プロジェクトと情報交換などを行っており、引き続き同様の活動を行うことが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1.廃棄物管理の総合的コーディネーターとして、総括管理者を補佐する。
2.ゴミの減量化推進のため、適正な廃棄物処理、3Rの推進、リサイクル事業や堆肥化事業へ助言する。
3.その他、ゴミ収集の方法や処分場延命策実施に助言を行う。
4.飲料用アルミ缶、ペットボトル、ガラス瓶の容器デポジット制度(CDL)の運営モニタリングを行う。
5.必要に応じて、配属先が行うJICAや他の国際援助機関のプロジェクト実施への支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、インターネット回線、プリンタ、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
総括管理者(男性/50代)
副総括管理者(女性/40代)
啓発担当者(男性/30代)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実践的な知識・技術が不可欠。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。