2023年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL13023D01)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
教育訓練省 配属先 小学1年生算数の授業 小学1年生算数の授業 小学1年生算数の授業

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

教育課程開発部

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育課程開発部(CDU)は、初等・中等教育課程(8・5年制)のカリキュラムに関わる全般(各教科シラバスの整備、教科書等の作成等)、中等教育修了認定試験(TNFSC)の作成を担っている。現在、シラバスの大改訂は予定されていないものの、レビューや修正は毎年実施されている。修正後は評価方法の見直し、運用、現職教員研修などを行っている。現在、CDUの職員は28名。これまで理数科教育や日本語教育の職種でシニア海外協力隊を派遣した実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トンガでは算数教育に珠算を取り入れる等、国を挙げて算数・数学教育改革に取り組んできた。JICA海外協力隊員や現地のそろばんオフィサーの貢献により、子どもたちの計算力は向上しつつあるが、高学年になるにつれ、進度の遅れがちな生徒が増加する傾向にある。特に、近年、数学の学力の低下が統一テストの結果に顕著に表れており、教育訓練省も問題視している。教育訓練省としては低学年からテコ入れが必要と考えており、児童・生徒の習得レベル差を補うワークブックの作成、教員に対し子どもたちの理解度を高める指導法ワークショップをしてほしいとのことで今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・児童・生徒が躓きやすいポイントを理解したうえで、習熟度の差をなくすためのワークブックの作成
・シラバス及びカリキュラム、教科書のレビューおよび気になる項目を同僚に共有
・教師用ガイドと生徒用教科書の改善および修正
・授業改善のための教師向け研修実施への協力

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、スキャナー、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

教育課程開発部職員:
部長:50代女性、大卒
カリキュラムライター男女30-50代、うち算数・数学担当は8名。CPは40代男性
事務 50代女性
印刷担当 男性4名計38名
対象校:初等・中等学校計210校

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準に合わせるため

[経験]:(教員経験)15年以上 備考:シラバスや教科書作成に関わる活動を行うため

[参考情報]:

 ・教材開発や教師研修の経験

 ・珠算2級以上があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣前訓練では英語を学習するが、現地では現地語も使用する。現地語はトンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する。